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センスが光るデザイナーの愛用ジュエリーは? シャルロット シェネが日本初の旗艦店をオープン

  • 2026.3.18
CEDRIC DIRADOURIAN

2025年にブランド設立10周年を迎えたジュエリーブランド、シャルロット シェネ。有機的な曲線や美しい地金の存在感が特徴的なジュエリーは、匿名性がありつつも独自の美学を追求し、この10年でシャルロット シェネ“らしさ”を確立してきた。そんなブランドが、満を持して日本初の旗艦店を東京・青山にオープン。

それに合わせて来日したデザイナーのシャルロット・シェネにインタビューを実施。2025年12月に開店したものの、実はまだ店内の什器やディスプレイの最終確認段階だというこだわり抜いた旗艦店の空間や、ブランドの現在地について話を聞いた。

CEDRIC DIRADOURIAN

デザイナーのシャルロット・シェネにインタビュー

――旗艦店のオープンおめでとうございます。日本初の店舗づくりを進めるなかで、一番重要視したのはどんなことですか?

日本にいると、時間や光と物事の関係性が特別に感じます。それに気づいたのは直島と豊島の美術館を訪れたとき。自然光の入り方によってものの見え方がまったく違ったんです。季節の違いによっても、美術品の見え方が変わるということも学びました。

それをこの店舗でも表現したいと思い、時間帯によって雰囲気が異なって見えるシルバーリーフウォールを採用しました。太陽の動きに合わせて変化していく趣が本当にすてきなんです。また、このシルバーはだんだん酸化していくので、たとえば10年後にここに訪れるとまた違った雰囲気になる。そんな時間の経過を感じられる場所であるよう意識しました。ジュエリーはクラフトマンシップによって意識的に作るものですが、“無意識に作られるもの”という側面も取り入れてみたいと思ったのです。

――昨年、ブランド設立から10年という節目を迎えました。今、ブランドはどんなフェーズにあると考えていますか?

昨年はブランドの10周年に加えて、双子の子どもたちも10歳に、そして私も40歳になるというとてもシンボリックな1年でした。その節目の年に、18Kゴールドとダイヤモンドを使ったファインジュエリーコレクションをローンチしました。

以前ならファインジュエリーを手がけるのは資金的にもなかなか難しかったのですが、こうして年を重ねてジュエリーと私の関係性にも変化があり、約3年の準備期間を経て新しいコレクションを発表することができました。今は、ストアで皆さまに見ていただけるのがとても楽しみなんです。

ブランド初のファインジュエリーコレクション。リング 左から(YG×ダイヤモンド)¥1,309,000、(YG×ダイヤモンド)¥996,600<strong> Charlotte Chesnais</strong> CEDRIC DIRADOURIAN
ブレスレット(YG×ダイヤモンド)¥671,000 <strong>Charlotte Chesnais</strong> CEDRIC DIRADOURIAN

――名だたるブランドでデザイナーとしても活躍してきましたが、その経験は今どんなふうに活かされていますか? 

私はファッションブランドでの経験もあることから、自分自身をジュエリーデザイナーというよりも総合的にクリエイティブを担うデザイナーだというふうに位置付けています。好奇心が旺盛なので、今もさまざまなブランドのクリエイティブをコンサルティングしていますし、ジュエリー以外のプロジェクトにも取り組みたいという気持ちが大きいんです。

バレンシアガでニコラ・ジェスキエールと仕事をした10年間は、間違いなく私のクリエイティビティを形成する時間でした。そのほかのブランドでは、とにかくお客さまを理解することが大切だと学びました。彼らとどのように向き合い、どのように対話を重ねているのか。それが反面教師になる場合もあります。自分のブランドを続けていく上で、大きなお手本になっています。

CEDRIC DIRADOURIAN

――サステナブルな視点も大切にされていますね。今後取り組みたいことはありますか?
私たちも完璧ではないですが、どんなことでも取り組むことは可能だと思っています。ジュエリーを収納できるニップルボックスは木製なので、インテリアとしても活用できます。またコレクションについても、そんなにたくさんのアイテムは不要だと思っているので、年に1、2回、小さなコレクションを発表するようにしています。

あるお客さまが家族から受け継いだ古いジュエリーを持ってきて、この金属や石を使って新しいジュエリーを作ってほしいという依頼を受けたことがあります。実際にやってみるとまっさらなジュエリーができあがり、その経験がすごく楽しくて。今はオンデマンドベースでそういったプロジェクトを進めていますが、とても意味のある取り組みだと思っています。

ジュエリーと別売りで販売しているニップルボックス ¥9,100~。直営店限定でエナメルタイプも展開。 CEDRIC DIRADOURIAN

――シャルロット シェネのジュエリーは、身につける人にとってどんな存在であってほしいですか? 

みんなが身につけているようなものではなく、自分らしい個性が出せるジュエリーを探している方に注目してもらえたらうれしいです。ファッションが好きな方はもちろん、アートに興味がある方も、シャルロット シェネのお店に訪れるとなにか特別な感情を抱いてもらえるのではないかと思っています。

モダンなレイヤード術。シャルロット・シェネのジュエリーコーディネート

CEDRIC DIRADOURIAN

ブラウンのレザージャケットとピンクのカットソーという、都会的なカジュアルスタイルで取材に応じてくれたシャルロット。ローンチしたばかりのファインジュエリーコレクションから、胸元には大きさの異なるパールが連なったネックレスとレターネックレスをレイヤード。

ゴールドとダイヤモンドの組み合わせが美しいリングと、左腕に重ねづけしているブレスレットもファインジュエリー。イエローとホワイト、異なるカラーのゴールドをランダムにつけるのがシャルロット流。

【動画】シャルロット・シェネのスタメンジュエリーを拝見!

シャルロット・シェネが今の気分にぴったりなスタメンジュエリーを直々に紹介する動画は後日公開!

シャルロット シェネ 青山店

CEDRIC DIRADOURIAN

住所:東京都港区北青山3-7-11
電話番号:03-6433-5955
営業時間:11:00~19:00(不定休)

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