2025年5月号をもってRay専属モデルを卒業する佐々木久美。そこで今回は、約6年間にわたるRay㋲としての活動を振り返りながら「ロングインタビュー」を実施しました！いつも笑顔な久美にもあったモデルとしての苦悩や試練まで、今だから明かせる本音をお見逃しなく♡
ロングインタビュー
可愛いを全力で楽しめたRayモデル生活でした！
この約6年間いつも満点の笑顔でいてくれた久美にもあった、モデルとしての苦悩や試練。
Rayモデルとして感じたこと、経験したことを改めて語ってくれたラストインタビューには、モデルとしての成長の証とRayへの愛が詰まっていました。
Check! 加入当初は不安な気持ちを抱えていた
ずっとモデルへの憧れを抱いていたからこそ、Ray専属モデルの決定がとにかくうれしかったと話す久美。その一方で、加入当初は不安な気持ちを抱えていたと打ち明けてくれた
「まさか自分がモデルになれるとは思っていなかったので自信もなかったし、撮影では思うようにいかないことも多くて。
最初の頃は、とにかくクビにならないように頑張らなきゃと焦る気持ちが強かったんです。
先輩モデルの方たちと一緒になるときは、そのプロの技を盗もうと必死で撮影の様子を目で追って。
毎月Rayが発売されるとすぐに誌面を確認して反省点を見つけては、撮影がない期間にポージングや表情の研究をして。
ずっとどこか緊張感のある日々を過ごしていました。でも、あるとき気づいたんです。
誌面を見て『この写真いいかも！』と思えるものは、心から楽しめていた瞬間を切り取ってもらえたものだなって。
『このお洋服可愛くて好きだな』『今日のヘア＆メイク盛れてるな』そういう自分の気持ちがふと出たときは、写真が何倍にも可愛く仕上がるんです。
写真は心の内を写し出す。それなら、いつまでも不安がってちゃだめだ。全力で楽しまなきゃ！と、モデルとしての意識がガラッと変わりました。
そこからは、いろんなファッションやヘア＆メイクに挑戦できて、新しい自分をいっぱい見つけられるRayの撮影がもっともっと楽しくなっていきました。
もちろんポージングのバリエや表現の幅を広げる努力は、今までもずっと続けています。
自分を1番に見せるためにバチッと決めて撮るアイドルのクセを抜くのは、気持ちだけでなんとかなるものじゃなかったので時間がかかりました。
その後も、メイクページをやるようになって顔まわりだけで表現するために手の使い方を試行錯誤したり、どう撮れているか現場で確認できないフィルムカメラでの独特の難しさがある撮影にドキドキしたり。
Rayモデルとしてキャリアを重ねていくたびに、常に新しい挑戦がありました。
100%の素の状態でいられるアットホームなRayチームだけど、そこに新しい学びを得られるチャンスもたくさんあって。そんなRayだったから、私は成長できたなと思っています」
Check! 人気アイドルとして多忙をきわめるなかでも、モデルとしても常に全力を注いでくれていた
佐々木久美の基盤はもちろん日向坂46。人気アイドルとして多忙をきわめるなかでも、モデルとしても常に全力を注いでくれていた。それは、Rayモデルでいることがとにかく幸せだったからだという
「私にとってRayは、モデルとしても、いち読者としても、毎月可愛いを発見できる楽しみな場所でした。
スタッフのみなさんが命をかけて作る可愛い世界の中に自分がいることが本当に誇らしかったです！
すごく大好きな場所だからこそ、日向坂46の卒業という大きな節目とともにRayモデルとしての自分にも区切りをつけることが、また新しい自分に出会うきっかけになるはず。
そう思い、これからの未来に期待を込めてRayの卒業を決めました。
私は新しいことに挑戦するのを楽しめるタイプだから、この決断にもワクワクできるんじゃないかなぁと思ったけど、やっぱり今めちゃめちゃさみしい……！
Rayじゃなかったら、こんなに可愛い服を着て、こんなにステキなヘア＆メイクをしてもらうことはなかったと思うんです。
最高に可愛いRayモデル・佐々木久美に出会わせてくれて、それを読者のみなさんに届けることができて、本当に感謝しています。
可愛いが詰まったRayを毎月読むのをこれからも楽しみに、また別の形でこの場所に帰ってこられるように頑張ります！」
Topic 読者へのメッセージ♡
「Ray読者の皆様。約6年間、本当にお世話になりました！
Rayモデルでいられたこの期間はずーっと幸せでした♡ ありがとうございました。
可愛いがいっぱいのRayが大好きです♡」
撮影／藤原宏（Pygmy Company）スタイリング／稲葉有理奈（KIND）ヘア＆メイク／あきやまひとみ モデル／佐々木久美（本誌専属）
佐々木久美
ライター / エディター 政年美代子