1. トップ
  2. グルメ
  3. 【今日のギフト】大津の伝統銘菓。〈三井寺力餅本家〉のふんわり柔らかな力餅

【今日のギフト】大津の伝統銘菓。〈三井寺力餅本家〉のふんわり柔らかな力餅

  • 2025.4.14
〈三井寺力餅本家〉の力餅

和菓子を愛するあの人へ
柔らか餅とたっぷりきな粉に癒やされる伝統銘菓

〈三井寺力餅本家〉の力餅

〈三井寺力餅本家〉の力餅 包装
手みやげに喜ばれる「箱入り」は7本から18本まで。写真は人気の7本入り910円(左)。気軽な家庭用パックは3本から20本まであり、こちらも美しく包装してくださる。5本入り648円(右)。
〈三井寺力餅本家〉の力餅
蓋を開けると力餅を覆い尽くすきな粉の量にびっくり!余ったきな粉はヨーグルトやミルクと合わせて朝の一品にするのもよし。消費期限:2日。
〈三井寺力餅本家〉の力餅
人差し指ほどの小さなお団子を頬張れば、うっとりするような柔らかさ……!香りのよい青大豆のきな粉を存分にまぶしてどうぞ。

1869(明治2)年創業、滋賀は大津で5代にわたり作り続ける「三井寺力餅」。江戸時代初期の頃、名刹・三井寺と武蔵坊弁慶の怪力にちなんで作られたのがルーツとされ、以来、大津名物として親しまれる伝統の味だ。

「三井寺力餅本家」は昔から変わらず、すべての工程が手作り。毎朝5時から国産餅粉を店内の工房で蒸し上げ、丹念に搗いて一口大の小餅に丸め、3個ずつ串に刺して愛らしいお団子状に。注文を受けてから小餅の表面に特製の蜜をかけ、そして「これでもか!」というほどたっぷりときな粉をまぶす。色合いも美しいこの“青いきな粉”が力餅の特徴で、原材料は青大豆と抹茶と砂糖。甘さ控えめで香りがよく、後口には爽やかな苦味がほんのり広がる。

このきな粉にファンも多く、地元っ子は焼き餅にまぶしたりおはぎにしたりと、各自お好みで余ったきな粉の“再利用”を楽しんでいるとか。

さて、串をあんぐりと頬張れば、小餅の夢のような柔らかさときな粉のほのかな甘みが相まって、素朴でいてなんとも至福の食べ心地……!

添加物は一切使用せず、保存料も不使用。だから消費期限は2日。翌日には固くなるのも当然のこと。溢れんばかりのきな粉もそうだけれど、営業時間は朝7時から夜7時まで、定休日なしの年中無休。お客思いの心意気に頭がさがる。

地元っ子に愛されるのも納得。おいしさと心遣いに癒やされる、大津の伝統銘菓だ。

Information

三井寺力餅本家

住:滋賀県大津市浜大津2-1-30
TEL:077-524-2689
FAX:077-525-8365
営:7時~19時
休:年中無休
HP:https://www.tikaramoti.jp/
注文方法:店頭販売、発送可能(注文はTEL&FAXで)

元記事で読む
の記事をもっとみる