Text by 井上大輔(編集部)
伊東純也、中村敬斗、関根大輝が所属するスタッド・ランスは、11日に行われたリーグアン第29節RCランス戦に2-0で勝利した。
RCランスがボール保持率70%、シュート37本と圧倒する一戦で、スタッド・ランスを救う英雄になったのは、2ゴールを叩き出した中村。
前半33分に今季10点目となる先制点を叩き込むと、後半43分にはカウンターから足を攣りながらも決定的な2点目を奪った。
中村はこれで今季リーグでの得点数が11に到達。『Maxifoot』は、「決定力のある選手。チームが苦戦していた時にも、このウィンガーは攻撃的で相手に問題を引き起こした。クロスからのシュートで先制点。そして試合終盤にも効果的なプレーを見せた。(2ゴールは)正当な報酬だ」として7.5点の評価を与えていた。
『L'Équipe』は、「ランスがランスを驚かす」としつつ、中村とスタッド・ランスGKイェフヴァン・ディウフが”死刑執行人”として番狂わせを演出したと讃えていた。