「もしやこれ…」気ままな“１歳８ヶ月息子”の成長を期待するも、翌朝いつもの光景に母「…」漫画『おやおやこども。』

マンガ家・木下晋也さんが「パパ目線」で描いた、育児エッセイマンガ「おやおやこども。」。

妻目線で見ると「あるある！」、パパ目線で見ると「わかる～！」な育児ライフに、ほのぼの癒やされるこちらの作品は、息子・コースケ君が生まれる前から3歳になるまでの様子を、ゆる～く＆ユーモアを交えながら伝えています。

今回は、コースケ君が1歳8ヶ月のときのエピソードをご紹介！

気ままなコースケ君と過ごす、なにげない日常。しかし、木下さん夫妻の友達家族との旅行の際、ちょっと珍しいことがコースケ君に起きて･･････？

おやおやこども。～1歳8ヶ月～

気ままな我が子

「あーっ」と走り回るコースケ君をみて、「子供って気ままな生き物だなー」と感じた木下さん。自分に子どもができて、つくづくそう思うようになったのだそうです。散歩をしている際も、「おうちこっちだよ」という木下さんの声かけむなしく、ひとりでグングン前へ進んでしまうコースケ君。「ピタ･･･」と止まったのをみて、「おうちに戻る気になったか」と思った木下さんでしたが、疲れたからといって、とうとう抱っこをせがまれてしまいました。

また、食事をしている際にも、「気ままだな」と感じる出来事が。トマトを指さしたかと思いきや、今度はごはんを指さし、最終的に卵焼きを指さしたので、あーんすると、プイッとそっぽを向かれてしまいました。

はじめてトーストを口にしたときも、口に入れては出して、入れては出しての繰り返し･･････。「やわらかくしたいんじゃないかな」という妻の見解に、「なるほどなー」と木下さんは感心します。コースケ君が、ベチャベチャになったトーストをおすそ分けしようとしてくるので、思わず汗をかいてしまう木下さん。

コースケ君の気ままっぷりは、ベランダから大きな蛾が入ってきたときにも発揮。木下さん夫妻が、必死に追い出そうとしている中･･････。コースケ君はのん気に木下さんのマネをしながら、ゲラゲラと笑っています。先ほどまでひとり大笑いしていたかと思えば、急にお手伝いを始めるなどの行動も。

コースケ君の気ままな行動の数々に、驚かされるばかりの木下さん夫妻なのでした。

母の期待

そんな気ままなコースケ君にも、ちょっと珍しい出来事が。それは木下さん夫妻の、お友達家族と旅行に行った際のことです。朝、旅館で目を覚ましたコースケ君は、いつもなら寝起きのおっぱいが欠かせないのですが･･････。隣では、木下さん夫妻のお友達の女性が、赤ちゃんにおっぱいをあげていました。

自分よりも小さな赤ちゃんがおっぱいを飲んでいる姿をみたコースケ君は、なにか思うところがあったのか、その日はおっぱいを欲しがることはありませんでした。「もしやこれ『ボクはもう大きいんだからおっぱいを卒業しよう』って自覚したってこと？」と、木下さんの妻は期待したのですが･･････。

家に帰って朝目が覚めると、いつもどおり、おっぱいを吸っているコースケ君の姿。母の期待むなしく、おっぱい卒業とはならないのでした。

まとめ

子どもらしく、気ままな行動のオンパレードなコースケ君に、なんだか癒やされてしまいますね。とはいえ、毎日コースケ君から目が離せない木下さん夫妻にとっては、計り知れない苦悩もあるでしょう･･････。

しかし、そんなコースケ君にも、お兄さんとしての自覚が芽生えたのでしょうか。自分よりも小さな赤ちゃんが、お母さんのおっぱいを吸う姿をみて、「自分はこのままではいけない」と、考えたのかもしれません。

とはいえ、その考えも一瞬のもの。お家に帰れば、いつものコースケ君に後戻りです。こういったところをみると、まだまだ赤ちゃんといった感じがしますね･･････！

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「おやおやこども。」©︎木下晋也/コルク

※本記事はコンテンツの権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。

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