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JR松山駅から徒歩で行ける!「庚申庵史跡庭園」春の楽しみ方@松山

  • 2025.4.10

こんにちは、リビングえひめWeb 地域特派員わく子です。

すっかり春になりましたね!ただちょっと時間を巻き戻して、まだ冬コートを着ていたある日のことです。息子たちと散歩中に気になるポスターを見つけました。

出典:リビングえひめWeb

「『二時間 ボーッとする人 急増中。』ってどんなところか気になるね~。庭園なんだね!入場料は・・・えっ無料?ちょっと入ってみよっか!」 ワクワクしながらお邪魔したのは、藤の花の名所としても知られる「庚申庵 史跡庭園」。松山には、こんな素敵な場所もあるんですね!!そこで今回は、「庚申庵(こうしんあん)」の春先の様子をお届けします。

市街地にある「庚申庵 史跡庭園」

出典:リビングえひめWeb

写真)左側の建物。「中予サイクルオアシス」でもある

場所は、松山市酒味町。JR松山駅から徒歩10分程度の閑静な住宅街の中にあります。近くを電車が通りますが、庭園内ではガッタン、ゴットンが遠くに聞こえるのが不思議です。最近では、海外からのお客様も増えてきているそう。

出典:リビングえひめWeb

庚申庵は、後に「俳句王国」と呼ばれる松山の文化的土壌を育んだ俳人の一人であり、二度にわたって小林一茶の来訪をうけるなど、伊予俳壇の中心的存在だった栗田樗堂(くりたちょどう)が寛政十二年(1800)、庚申の年に結んだ庵です。(HPより)

近くの小学生が授業の一環で訪れ学んだり、俳句ポストもあり、松山ならではの場所でもあります。得意でなくても、自然と一句詠みたくなる雰囲気です。

出典:リビングえひめWeb

市街地にあるとは思えない庭園!スタッフさんのガイドで、私たちはすっかり気に入ってしまいました。 しだれ桜のお話も伺い、帰宅後「いつ行く?庚申庵に」と、息子たちと春の訪れを心待ちに過ごすことに。

待ちに待った春!「庚申庵 史跡庭園」春の楽しみ方

出典:リビングえひめWeb
出典:リビングえひめWeb
【楽しみ方①四季折々の草木を楽しむ】

「松山のいろんなところの桜が満開な頃には、しだれ桜は散り初めているよ」というスタッフさんの言葉をヒントに、毎日桜情報をチェック。そして、3月25日。一気に開花したしだれ桜を運よく見ることができました。(前日はまだ3分咲きだったそう)

出典:リビングえひめWeb

その後、松山の桜が満開であるニュースが流れるころには、庚申庵にはピンクの絨毯が広がっていました。 そして次は、利休梅やまぶきなどが綺麗に咲き誇っていました。

草木が眠っている冬の頃から、訪れるたびに草花が咲きほころんでいく様子は、とてもウキウキしました。

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藤棚の藤や、庭園の奥にある樹齢100年をこえると言われる白藤には、ぷっくりと新芽がでていました。この記事がアップされるころにはさらに成長していると思うと、また足を運んで満開までの様子を楽しみたくなります。

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【楽しみ方②スタッフさんのガイド】

初訪問の時にスタッフさんのガイドがなかったら、再訪問はなかったかも!大人だけでなく、息子たちも心掴まれてしまいました。春だけでなく、秋冬にも見所の花木はあります。是非みなさんも、建物のお話と合わせてスタッフさんに聞いてみて下さいね!

出典:リビングえひめWeb

【楽しみ方③ゆったりまったりできる空間は、やはり庭園ならでは 】

「俺は、畳が落ち着くぅ~」と、畳の上で静けさと安らぎを感じていた息子。私は、縁側で暖かな日差しの中ボーっと・・・あっ、ポスターに書かれてあったように、ボーッとしてました、私も!!

出典:リビングえひめWeb

来園者が多い場合は難しいけれど、少人数の場合はお茶をふるまうこともあるのだそう。 この日は、丁度私たちもいただき、さらにボーッとする時間が延長されました。

出典:リビングえひめWeb

静けさの中聞こえてくる、心地よい水の音。水は、井戸水を循環させているそうです。綺麗な水であることを証明するように、セリが生えていたり、メダカが泳いだりしています。癒されますね。

出典:リビングえひめWeb

毎週土曜日11:00~14:00は「まいどなお茶会」が開催されています(ふじまつり期間中等お休みの時もあり)。お茶に全く馴染みがない私たちでも、気軽に味わうことができました。縁側など好きな場所でいただけるのもまた嬉しいポイントです。(お茶菓子付き1杯400円)

今年の「庚申庵のふじまつり」は、4月19日(土)~4月29日(火・祝)

出典:リビングえひめWeb

藤の花の香りってまだ未体験なので、とても楽しみです!

気軽に四季を感じながら、ゆったりできる場所

出典:リビングえひめWeb

ポスターをきっかけに、すっかり我が家のお気に入りの場所となった「庚申庵 史跡庭園」。1カ月で5回も、訪問するほどです。「庭園」と聞くとかしこまった印象がありましたが、スタッフさんや地元の方々との触れ合いを通して気軽に伺える愛されている場所であるのだなと感じました。 忙しい毎日から解放してくれる癒しの空間。是非みなさんも、四季の移ろいを味わいながらボーっとゆっくりした時間を楽しんでみませんか。

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