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『ONE PIECE』読者が読むのをやめた“エピソード”は…?脱落したであろう場所【3選】

  • 2025.4.18
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出典元写真:PIXTA

1997年の連載開始から、大人気漫画としての地位をキープし続け、現在も週刊少年ジャンプにて連載を続けている『ONE PIECE(ワンピース)』。そんなワンピースは現在コミックスが111巻を超え、1100話を超える超大作漫画です。

……が、今も変わらず、ずっと読み続けている人はどれほどいるのでしょうか?

そして皆さんの中には、昔は読んでいたけど今は読んでいない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、「読者が途中で読むのをやめた場所!【3選】」をご紹介します!

※この記事は111巻までのネタバレを含みます。

やめたのは、ジャヤ編

本当に長い戦いが描かれた“アラバスタ編”の次の島「ジャヤ」。『ONE PIECE』の物語の序盤で、最も熱い戦いを繰り広げ“初期”のエピソードの中でも圧倒的に人気かつ、長いエピソードだったのが、「クロコダイル」が支配していた砂漠の島でのエピソード“アラバスタ編”

そこでの長い戦い“アラバスタ編”が終わり、作中屈指の感動エピソード「ビビとの別れ」や、最高のラスト「仲間の×印」は、物語の一区切りを強く感じさせました。そんな一区切り感も相まって、読むのをやめた人が多いエピソード、それが“アラバスタ編”の次の「ジャヤ編」です。

さらに、“アラバスタ”では敵キャラだった「ロビン」がまさかの“麦わらの一味”へ加入、ジャヤでの“高額懸賞金”の「新キャラ」たちの登場、これからまだまだ長く続きそうな、ルフィの冒険を想像したら、途方もない気持ちになり、読むのをやめた人が多い印象のエピソードです。

ちなみにそんな読者がたくさん離れたといわれている「ジャヤ編」ですが、実はたくさんの大事な伏線が描かれていて、「黒ひげ」や「五老星」、「王下七武海」や「白ひげ」が初登場した、重要な伏線が隠されたエピソードだったりします。

やめたのは、ドレスローザ編

続いては「ドレスローザ編」です。やっと“新世界編”に突入し、“魚人島編”→“パンクハザード編”と紆余曲折ありながら進んでいった麦わらの一味の冒険。

“ドレスローザ編”では「トラファルガー・ロー」と“海軍大将”「藤虎」、そして“ドレスローザ”のボスである「ドフラミンゴ」の3つ巴の戦いが序盤から始まり、“ドレスローザ編”は比較的早く完結しそうだぞ?と思っていたら、「コリーダコロシアム」での戦いに、大量の「新キャラ」が投入されました。また、いくらエースの形見「メラメラの実」を手にする為だからといっても、大筋から脱線した戦いが多すぎた事、さらにこのあと予想される「ドフラミンゴ」ファミリー幹部との戦い、プラス必ず描かれる『ONE PIECE』お決まりの「過去回想編」も控えていて、その後やっとドフラミンゴとルフィの戦いかと、想像しただけで物語のゴールが遠すぎて、途方に暮れたのを覚えています。

今となっては“ワノ国編”の方が長かったですが、“パンクハザード編”→“ドレスローザ編”を、「ドフラミンゴ編」とした場合、実は“ワノ国編”を超える、超大作エピソードであり、コミックスでは2012年中盤から2015年末まで、実に“3年半もの期間”描かれていた事になり、読むのをやめてしまう人が多くても不思議ではないエピソード、それが“ドレスローザ編”だったのです。

やめたのは、WCI(ホールケーキアイランド)編

ついに“ドレスローザ編”でドフラミンゴを倒し、やっと次の島へ向かった読者とルフィ、次の島“ゾウ編”ではすぐに「忍者海賊ミンク侍同盟」が結ばれ、ルフィに共闘する仲間が増え、いよいよ“ワノ国編”へと突入し四皇「カイドウ」と激突かと思った矢先、なんと「サンジ」が、麦わらの一味から姿を消してしまい、まさかの「サンジ」を迎えに行く為に始まってしまった“WCI(ホールケーキアイランド)編”

そこでも多数の新キャラ、サンジの家族の「ジェルマ66」、そしてお茶会に招待された「ステューシー」や「モルガンズ」、そして、「ビッグ・マムの息子46人、娘39人、計85人の子供達」。つまりこの島では、100人以上の新キャラが登場し、読者を混乱させました。

残念ながら新しい物が多すぎると、読むのをやめてしまう人が多くなるのも必然であり、さらに作中での“ルフィの変化”、特に昔の“アーロン編”のように、ただナミの事を信じて、助けを求めて来るのを待つ、寡黙なルフィの姿は、もうそこにはなく、いつも大声で大切な事を全て口にしてサンジと向き合ってしまう、あの頃と違うルフィの変化も、読者が離れてしまう一つの要因になってしまったといわれています。

さらにアニメでは「ゾロ」と「サンジ」は6年も共演シーンがなく、“ワノ国”で6年ぶりの再会を果たし、トレンド入りしてしまうほどでした。大人気キャラである、ゾロが全く登場していなかった事も、読者が離れてしまう要因の一つになってしまっていたのです。

まとめ

今回は「読者が途中で読むのをやめた場所!【3選】」をご紹介しました。

単行本がすでに100巻以上出ている『ONE PIECE』。途中で、脱落する人がいても不思議ではなく、今も読み続けている人の方がスゴイのです。皆さんは、昔読んでいた時に、どこで脱落しそうになったか?それともどこでまた読み始めたか?など、思い出しながら読んでみるのも、『ONE PIECE』の楽しみ方の一つかもしれません。

今後の『ONE PIECE』のエピソードの長さにも注目しながら、更なる展開を期待して待ちましょう。


※記事内の画像はイメージです。
※当記事は、投稿者の許諾をいただいた上で記事化しております。

出典:「ゆっくり考察クリーム」
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