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あと30日で人類滅亡…天才博士の"裏切り"から始まるハイセンスな新アニメに“ゾッコン”『ラザロ』

  • 2025.4.18
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数々の大ヒット作品を手がけているアニメ制作会社・MAPPAと、スタイリッシュな映像と音楽によって多くの人々を虜にした名作『カウボーイビバップ』を手がけた渡辺信一郎監督によるオリジナルアニメ『LAZARUS ラザロ』の放送が、4月9日よりスタートした。どこを切り取ってもハイセンスな仕上がりになっている本作は、アクションシーンや海外ドラマのような雰囲気が好きな人にとって必見の作品だ。

“間違いない”制作陣によるオリジナルアニメ

『ラザロ』の監督を務める渡辺信一郎は、『カウボーイビバップ』の他にも『坂道のアポロン』『残響のテロル』といった作品も手がけている。特に1998年に放送された『カウボーイビバップ』は高い評価を得ており、現在も多くのファンが。彼が監督する作品のスタイリッシュさは、『ラザロ』にもしっかりと受け継がれている。

また、制作を担当するMAPPAは、『呪術廻戦』『チェンソーマン』『進撃の巨人 The Final Season』といった大人気作品を数多く手がけているアニメスタジオだ。3月まで放送されていた『全修。』もMAPPAによるオリジナルアニメであり、アニメファンから大きな注目を集めていた。ハイクオリティな作画を筆頭に「MAPPAなら間違いない」と言わせるほどの信頼を得ており、『ラザロ』にも放送前から高い期待がかかっていた。

主人公・アクセル役を務める宮野真守をはじめとしたキャストも豪華だ。林原めぐみ、大塚明夫、山寺宏一といった、多くの人が一度は声を聞いたことがあるような声優が出演している。他にも人気声優が務めるキャラクターが続々と登場するため、エンドクレジットを眺めるだけでも楽しいだろう。

縦横無尽な“アクションシーン”から目が離せない

2052年、世界中の人々が脳神経学博士・スキナーの開発した奇跡の鎮痛剤「ハプナ」を服用していた。しかし、突然スキナーは姿を消し、行方がわからなくなる。3年後、再び現れたスキナーが口にしたのは、ハプナを飲んでいる人はあと30日で死亡するという衝撃の事実。タイムリミットである30日以内にスキナーを見つけ出せば、人類は生き延びられる。彼の持っているワクチンを手に入れるため、世界中から集められた5人のエージェントチーム「ラザロ」が動き出した。

捕まっていたアクセルの脱獄劇によって、大部分をアクションシーンが占めた第1話。まるでオープンワールドのゲームをプレイしているかのように、アクセルは監獄や街中を縦横無尽に逃げ回る。ぶら下がっている鉄骨を掴んで空中を移動したり、ビルからビルへ跳び移ったりするアクセルの自由奔放さが気持ちいい。アクションシーンで流れる音楽も、緊張感とともに洒落た雰囲気を演出している。

怖いものなしのようなアクセルの軽快なアクションは、観ているだけでワクワクする。加えて、まだ詳細不明なラザロのメンバーが今後どんな活躍を見せるのかという点にも注目だ。原作がないオリジナルアニメということもあり、展開がまったくわからない面白さがある『ラザロ』。インタビューにて渡辺監督は「特に後半、9話以降は怒涛の展開が待っているんで、ぜひ楽しみにしてください」と語っている。予測不能な『ラザロ』を、ぜひ追いかけてみてはいかがだろうか。


LAZARUS ラザロ
ABEMAにて2025年4月9日(水)12時00分~
番組URL:https://abema.tv/video/title/26-241
※放送後1週間、最新話を無料で視聴できる

ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter):@kaku_magari