「もう無理、、、」義母の庭は、まるでジャングル → 片付けるのはやめました。その結果！

友人S美の話です。
S美家族は二世帯住宅に住んでおり、玄関は別。義両親が1階、S美家族が2階に住んでいます。
1階には庭兼駐車場への通路があり、庭の管理は義両親が行っていたのですが、義母が植物を次々と持ち込むため、いつしか手に負えない状態に──

自称「花好き」 の義母

義母は自称「花好き」。
もらえると聞けばすぐに鉢植えを取りに行き、見つけたかわいい植物を買っては庭に並べます。
けれど、世話はほとんどせず、水やりをする程度。

「これは直植えすると大きくなるから必ず鉢植えにしておかなきゃダメよ」
と友人に言われた植物も、義母の手で庭に植えられており、しっかり根を張り大きく成長する始末。
通路もなくなり、庭から駐車場へ通り抜けることができなくなってしまいました。

片付けを決行

さすがに見かねたS美一家は数年前に片付けを決行。
庭木を剪定し、通路にあった鉢植えをすべて移動して、やっと通れるようにしました。
その際、義母にもお願いしたのです。
「もう鉢植えは増やさないでくださいね。この通路には何も置かないようにお願いします」
義母は一応了承し、S美たちはこれで安心だと思っていたのです。

再びふさがる通路

しかし、数年後の現在、通路は再び鉢植えで埋め尽くされてしまいました。
夫は足元に注意しながら庭を通っていますが、S美と子どもたちは危険を避け、大通りを回り道しています。
庭を通ればすぐに到着できる駐車場のはずなのに……
S美の家族はいつしか庭を「ジャングル」と呼ぶようになりました。

「もう二度と片付けなんてしない！」
S美は、そう固く決心。
再び同じことを繰り返す気力はもうありません。

好きにさせておこう

その後も義母は
「またかわいい鉢植えを見つけたの」
と庭の話をしてきますが、S美は苦笑するばかりです。

「もう庭は義母の好きにさせておこう」
そう割り切ったものの、
「片づけられないなら、最初から増やさなければいいのに……」
とモヤモヤする日々が続いています。

【体験者：50代・筆者、回答時期：2025年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。