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店員「勝手に充電しないで」 勝手にコンセントを使う客…店員が困る“カフェでのNGマナー5選”とは

  • 2025.5.26
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

近年ではカフェをオフィス代わりにする人も増えてきました。でもカフェは基本的にくつろぐための空間です。もしかしたら知らず知らずのうちに周囲に迷惑をかけているかも? そこで今回は、大人なら知っておきたいカフェでのNG行動をチェックしてみましょう。

NG行動1:混んでいるのに長居する

滞在時間に明確な制限を設けていないカフェも多くあります。そのためコーヒー1杯で長居をしても、特にルール違反というわけではありません。

ただ、お店が混んでいる場合は、あまり長居をするのは考えものです。満席の状態を見てお店に入るのを諦めるお客様が出れば、カフェにとっては損失になってしまいます。

NG行動2:大きな声で会話する

カフェは飲み物を売るだけの店ではありません。ゆったりと寛げるカフェならではの雰囲気もサービスの一つです。

あまり大きな声で会話をすると、カフェの大切な魅力である「雰囲気」を損なってしまう可能性があります。

声を潜める必要はありませんが、周囲に響くほどの大声はマナー違反といっていいでしょう。

また、スマートフォンでの会話は声が大きくなりがちです。店内での通話が禁止されていなくても、電話がかかってきたら店を出て通話するのがスマートです。

NG行動3:客席で化粧直しをする

飲食をする場所で髪を梳かしたり化粧直しをしたりするのはマナー違反です。なぜなら、化粧品の粉や抜けた髪の毛が飲み物や食べ物に入ってしまう可能性があるからです。

周囲が空席でも、見た人が不快になる恐れがあるので、客席で身だしなみを整えるのは控えましょう。どうしても必要な場合は化粧室で行うのがベターですが、なるべく短時間で済ませたいものです。

NG行動4:店の電源でスマートフォンを充電する

席の近くにコンセントがあるからといって、スマートフォンなどを無断で充電するのはマナー違反であり、厳密には問題行為とみなされる可能性もあります。

ごく短時間であっても、厳密には窃盗罪に問われます。充電が必要な場合は、お店に許可を取りましょう。

ただ最近では、サービスとして客席にコンセントを備え付けているカフェもあります。「ご自由にお使いください」といった表示があれば、黙って充電しても構いません。

その場合でも、充電コードなどがほかのお客様の邪魔にならないよう配慮が必要です。使い終わった際や会計の際に、お店のスタッフに対して「助かりました。ありがとうございます」といった声をかけると、上品な印象になるでしょう。

NG行動5:フラッシュを焚いて撮影をする

近年では、カフェのメニューを写真に撮ってSNSなどで公開する人も増えてきました。特に撮影禁止になっていなければ、店内での写真撮影もマナー違反ではないと考えていいでしょう。

ただし写真を撮る際には、ほかのお客様がフレーム内に入らないよう気をつけましょう。またフラッシュを焚いての撮影は、突然の光でほかのお客様を驚かせてしまうことがあるため、避けたほうが賢明です。どうしてもフラッシュ撮影をしたい時には、お店の許可だけでなく、周囲の席の人にも一声かけてから撮影しましょう。

カフェは大人のたしなみ

カフェでは避けておきたいNG行動をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

カフェは飲食するだけではなく、内装や雰囲気も楽しむ場所です。周囲に迷惑をかけることなくスマートに過ごせてこそ、上品な大人といえるのではないでしょうか。周囲に配慮した、スマートで上品なカフェタイムを心がけましょう。


監修者:鮎永麻琴

元国際線CA。「コミュニケーション帝王学®」開発者。
自分らしいコミュニケーションの在り方や関わり方を伝えるオンラインアカデミーを開校。