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《プロに聞いた》朝食ブッフェでの【5つのNGマナー】→知らないと恥をかくかも…!

  • 2025.5.5
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

旅先のお楽しみのひとつが、宿泊したホテルの朝食、という人も多いことでしょう。特にブッフェスタイルの朝食はテンションが上がりますが、マナーを知らないと恥をかいてしまうことも。この機会に、朝食ブッフェのマナーを確認してみませんか?

NGマナー1:寝間着や部屋着で行く

朝食は寛いで食べたいと思うかもしれませんが、寝間着や部屋着で朝食ブッフェに行くのは、マナーとして好ましくありません。

ブッフェ会場は、道路や駅などと同じ公共の場所と考えましょう。

高級ホテルでもない限り、服装は一般的なカジュアルスタイルで大丈夫です。もちろん足下も、スリッパの着用は避けましょう。特に、宿泊用スリッパのまま会場に行くのは控えるのがマナーです。

できれば、爪先が見えるサンダルも避けたほうがいいでしょう。

NGマナー2:食べ物を皿に山盛りにする

いくら取り放題だからといって、皿に料理を山盛りに取るのはNGです。

好きな料理があっても、そればかりをたくさん取るのは、周囲に配慮を欠いた印象を与えてしまうことがあります。

料理を取る際は、1皿に3~4種類と考えましょう。コース料理と同じように、最初は前菜やスープ、2回目はメインとなる温かい料理、最後はデザートといった流れで、何回かに分けて取りに行くとスマートです。取り分ける際には、大皿の見た目が汚くならないよう、なるべく端から取ります。

皿は、取りに行くたびに取り替えてかまいません。同じ皿の中で味が混ざらないよう、料理ごとに少しスペースを開けて盛ると、美味しく食べられます。

NGマナー3:一度取った料理を大皿に戻す

大皿から料理を取り分ける際、一度取ったものを大皿に戻してはいけません。取り分け用のトングやフォークなどで持ち上げただけでも、すでに手をつけたことになります。

ブッフェは多くの人が利用するものです。誰かが手をつけた料理など食べたくない、と思う人がほとんどでしょう。みんなが気持ちよく食事できるよう、気を配りたいものです。

NGマナー4:歩きながら食べる

ブッフェはフランス語で、立食形式の食事という意味です。しかし今では、取り分けはセルフサービスでも、席について食事をすることが一般的になっています。

美味しそうな料理を目の前にすると、席に戻る前に少し味見をしたくなるかもしれませんが、歩きながら食べるのは下品な行為です。

NGマナー5:料理を大量に残す

取ってきた料理は、できれば残さず食べきりたいものです。どうしても食べられない場合は残してOKですが、大量に残すのは見た目がよくありません。

よく知っているはずの料理でも、味付けが好みに合わないこともあります。最初は少量ずつ取ってきて、味を確認してからお代わりを取りに行くようにしましょう。

マナーを身につければ周囲からの評価もアップ

社会人になると、上司と出張にいくこともあるでしょう。そんな時、朝食ブッフェでマナーに沿ったふるまいができると、上司からの評価が高くなるかもしれません。

上品な行動を身につけて、周囲への配慮ができる、スマートな社会人を目指しましょう。


監修者:鮎永麻琴

元国際線CA。「コミュニケーション帝王学®」開発者。
自分らしいコミュニケーションの在り方や関わり方を伝えるオンラインアカデミーを開校。