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プロ「おみくじをすぐに引くのはNGです」 知らなきゃ恥ずかしい…おみくじの“正しいマナー”とは?

  • 2025.5.27
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

「おみくじ」は初詣や神社・お寺に行ったときの楽しみの一つですよね。ただし、実は「引き方」や「結び方」にマナーがあるのをご存知ですか?

今回は、おみくじの引き方と結び方についてご紹介します。

◼︎おみくじの“正しい引き方”

あなたのおみくじの引き方は大丈夫でしょうか?まずは、正しい引き方についてご紹介します。

1、参拝する

まず、神様にご挨拶(参拝)してからおみくじを引くのがマナーです。神社に行って、いきなり引くのはNG。神様に願い事や目標を伝えてから、引きましょう。

2、願い事を心に思いながら引く

おみくじは「神様からのメッセージ」なので、自分の願いごとや悩みに対する「答え」を求めて引くと良いとされています。心に思い描きながら引いてください。

■ おみくじの結果の受け取り方

「大吉」などの吉凶だけ見て終わりにしていませんか?おみくじの正しい受け取り方をご紹介します。

1、吉凶の順番は?

神社によって異なりますが一般的には【大吉→吉→中吉→小吉→末吉→凶→大凶】の順番が多いです。中には、凶、大凶を入れていない神社もありますよ。

2、内容をしっかり読む

おみくじで「大凶」や「凶」が出るとガッカリしてしまうという方もおられると思いますが、悪い運勢ということではなく、「今は注意が必要」というメッセージ。実は本文に書かれているアドバイスの方が重要です。

おみくじによって項目は様々ですが、恋愛・仕事・健康・学業などその項目の内容に注目!
おみくじに書かれている内容を、今後の生活につなぐことが大切です。悪い結果だったとしても、自分自身の行動を考えるきっかけにして改善していくことができますよ!

■ おみくじの“正しい結び方”

あなたは、おみくじは結ぶ派?持ち帰る派?正しい結び方についてご紹介します。

1、おみくじは結ぶ?持ち帰る?

特に「こうすればいい」と決まったルールはありません。

一般的には「悪い結果」は神社の所定のおみくじ掛けなどに結んで厄を神様に預け、「良い結果」は持ち帰ってお守り代わりにするのがよいとされています。
例えば、おみくじをお財布の中に1年間入れておき、初詣などで新しく引いたときに、前年の分を結んだりするのもOK。時々、おみくじを読み返して自分の行動を振り返るのもよいですね。

持ち帰った場合は大切に扱ってください。ゴミとして捨てるのは絶対にNGですよ。

2、おみくじを結ぶときのポイント

おみくじは指定された場所に丁寧に結ぶこと。勝手に神社内の木の枝などに結ぶと木が傷む原因になるのでNGですよ。

おみくじを縦長に4等分に折ってから結ぶのが、キレイに結べるポイントです。

◼︎願いを込めておみくじを引きましょう

初詣や参拝したタイミングで引くことの多いおみくじですが、正しい引き方を知ることでより丁寧に神様と会話することができますね。次回引くときには、ぜひ心を込めてやってみてください。


監修者:栗栖 佳子(株式会社 宙 代表取締役・ビジネスコーチ)

大学卒業後、人材サービス会社パソナで法人営業およびコーディネーターとして1万人以上の採用・面接・キャリアカウンセリング並びにスタッフや部下の人材育成に取り組む。2009年ビジネスコーチとして、株式会社 宙(sora)を設立。
【コミュニケーション次第で人が変わり、組織が変わり、人生が変わる!】をモットーに、コーチング、アンガーマネジメント、「1on1」マネジメント等、レゴブロックやインプロなど多彩なワークショップを取り入れながら社員や管理職の意識改革、組織風土改革の研修やセミナー、講演活動を年間120回以上行っている。また、3人の子どもを育てながら働いてきた経験から、ワーク&ライフマネジメント、リカレント研修、女性活躍推進アドバイザーとしてお互いの価値観にとらわれず、同感しなくても共感し合える組織作りを目指して活動中。

著書:才能を伸ばす人が使っているコミュニケーション 増補改訂版 ペンコム出版社