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《プロに聞いた》結婚式の招待状の【NGマナー】知らないと恥をかくかも…。

  • 2025.5.1
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

「招待状をもらったらどうすればいい?」「返信の仕方、これで合ってる?」

幸せな報告の返信、失敗したくないですよね!

今回は、招待状の返信マナーでNGな対応をご紹介します。

1、返信期限に遅れる、返信しない

招待状をいただいたら、必ず期限内に返信するのがマナーです。

新郎新婦は返信はがきで最終的な出席人数を把握し、料理や引き出物、席次の調整をします。そのため、返信はがきはとっても大切。もしも「すっかり返信するのを忘れていた…」「気付いたら返信期限を過ぎてしまっていた…」などということもあるかもしれませんが、そんな場合は、まず気付いた時点ですぐにお詫びの電話をしましょう。

2、電話やメール、SNSだけで返事を済ましてしまう

招待状をいただく前に、新郎新婦から結婚のご報告があって、その場で出欠の返事をしていたとしても、返信はがきは必ず送らないとNGです。

3、返信はがきの文字が読めない

新郎新婦が心を込めて送ってくださった招待状。お祝いの気持ちが伝わるように、丁寧な文字で書くことを心がけましょう。

返信はがきに可愛くイラストを描いたり、デコレーションする人も多いですが、必要事項とお祝いの言葉がきちんと読める範囲でアレンジするようにしましょう。

4、グレーのペンで文字を書いている

返信はがきの文字の基本は黒。グレーは弔事のときに用いる色なので使ってはいけません。

5、忌み言葉を使っている

忌み言葉は、慶事では縁起が悪いので避けるのが常識です。返信はがきはもちろんですが、結婚式当日やスピーチなどでうっかり使ってしまわないように、しっかりチェックしておきましょう。

【再婚を連想させる言葉】繰り返し、再び、など。

【重ね言葉】しばしば、たびたじ、次々、くれぐれも、など。※重ね言葉も、再婚を連想させる言葉の仲間になります。

【不幸を連想させる】悲しい、忘れる、涙、泣く、病気、など。

【夫婦の別れを連想させる】離れる、終わる、切れる、消える、なくす、など。

招待状は届いてから1週間以内がマナー

招待状が届いたら、できるだけ早めに返信するのがマナーです。目安は招待状が届いてから1週間以内。早く返信をすれば、それだけ楽しみにしている気持ちも伝わりますよ。
仕事などの事情があってすぐに返信できない場合は、早めに電話などで連絡を入れ、期日までには返信することを伝えておきましょう。

欠席しないといけない場合は、すぐに返信しない

どうしても都合がつかず欠席する場合は、あまり早く返事をすると「検討してもらえなかったのかな…」とがっかりさせてしまうので、あえて少し時間を置く心遣いをしましょう。

とは言っても、あなたが欠席する分、他に招待したいと思っている人にお声掛けするはずなので、やはり1週間程度を目安に、遅くなりすぎないように返信しましょう。

返信はがきは宝物になることも

結婚式の招待状は、大切な人に送るもの。ですので、ゲストの心のこもった返信はがきを大切に置いている花嫁さんも多いんですよ。

大切なお祝いの機会に失礼のないよう、新郎新婦に気持ちが伝わる丁寧な返信を心がけましょう。


監修者:鮎永麻琴

元国際線CA。「コミュニケーション帝王学®」開発者。
自分らしいコミュニケーションの在り方や関わり方を伝えるオンラインアカデミーを開校。