1. トップ
  2. 《プロに聞いた》名刺交換での【5つのNGマナー】知らないと恥ずかしいかも…

《プロに聞いた》名刺交換での【5つのNGマナー】知らないと恥ずかしいかも…

  • 2025.4.29
undefined
出典元:photoAC(※画像はイメージです)

新人にとっては緊張する場面になる名刺交換。

名刺交換には守るべきマナーがあり、それを知らないと相手に失礼にあたることもあります。

働く上で必ず使うスキルなので、覚えていきましょう。

今回は、新人がやってしまいがちな名刺交換でのマナー違反について5つお伝えします。

1、名刺交換する順番を慌てて忘れてしまう

緊張してしまってやりがちなのが、順番をすっかり忘れてしまい慌てて名刺を渡してしまうこと…。

名刺交換は、基本的に訪問者から名刺を用意するのがマナーです。訪問先に上司が同行している場合は、上司が名刺交換をし、その後に自分の名刺交換をします。

複数人いる場合は、こちらの順番で名刺交換しましょう。

  1. 自分の上司と取引先の上司
  2. 自分と取引先の担当者
  3. 自分の上司と取引先の担当者
  4. 自分と取引先の上司

スムーズに名刺交換できるように、待ってる間に人数分の名刺を先に出しておくと良いですよ!

2、受け取った名刺をすぐにしまう

受け取った名刺をすぐに名刺入れにしまうのは、マナー違反とされています。

名刺交換の後、会議や打ち合わせに入る場合はテーブルの上に置いたままにしましょう。その時にもポイントがあります。

  • 相手が1人の場合は、そのまま名刺入れの上に置く。
  • 複数人の場合は、役職が一番上の人の名刺を名刺入れの上に置き、他の名刺はテーブルに並べる。
  • どの役職名が一番上なのかわからない場合は、名刺入れの上に乗せず、全ての名刺をテーブルの上に並べる。
  • 相手の名前を間違ってしまわないように、座っている順番に並べるという方法もある。

同行している上司がいる場合は合わせましょう。

3、名刺だけで渡す

名刺の渡し方は、名刺入れの上に名刺を乗せて渡すのがマナーです。

持ち方は、名刺と名刺入れの間に人差し指をはさんだ状態で差し出すようにします。両手で名刺を持ち、相手に差し出しながら、ハッキリした声で会社名、役職、氏名を名乗りましょう。

下を向いたままの交換はNGです。手元を見てではなく、相手の目を見て伝えましょう。

4、名刺を受け取るときに、相手の会社名や氏名に指が重なる

しっかり受け取ろうとするあまり、会社名やロゴ、氏名の上に指を乗せてしまうのはマナー違反です。「敬意にかける」「軽んじられている」といった印象を与えてしまうことも…。

名刺の両端、余白の部分を軽くつまむように受け取りましょう。

5、汚れたり折れた名刺を渡す

絶対に避けるべきマナー違反です。

「はじめまして」の場面でそのような名刺を渡されると、不快な気持ちになり、信用を失うことにもなりかねません。そのあとの関係に影響することもありますので気をつけましょう。

名刺は、名刺ケースに入れて持ち歩き、いつでもキレイなものを準備しておきます。切らすことのないように、定期的に在庫チェックもしておきましょう。

第一印象をよく見せるチャンス

名刺交換は、今後の関係につながる重要なポイントです。いつでもすぐに名刺交換できるように、名刺入れは常に取り出しやすい場所に入れておきましょう。


監修者:鮎永麻琴

元国際線CA。「コミュニケーション帝王学®」開発者。
自分らしいコミュニケーションの在り方や関わり方を伝えるオンラインアカデミーを開校。