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《プロに聞いた》飲み会支払いでの【NGマナー】やってしまっていたら悪印象かも…。

  • 2025.4.30
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

社内だけでなく、取引先とも行くことのある飲み会。支払い時のマナーは大丈夫でしょうか?

特に、ごちそうになる場合のマナーを間違えると、「ビジネスマナーを知らないんだな…」と悪印象を与えてしまうことも…。

今回は、飲み会の支払い時のNGマナーについてご紹介します。

1、伝票を目上の人に受け取らせない

お店の方にお会計をお願いし、伝票を受け取るのは目下の人の役割です。目上の人に受け取らせないように注意をしましょう。

幹事がいる飲み会であれば、支払いは幹事にお任せしましょう。

2、レジ前でお金の徴収や誰が払うかの相談をしない

よく見かける光景ですが、レジ前で誰が支払うか「ここは私が…」と揉めないようにしましょう。

支払いに関する相談は事前に席で済ませておき、代表者が一旦支払って後から精算するのがスマートです。

それぞれから会費を集める場合も、レジ前で集めるのではなく席で集めます。

取引先や目上の人が払ってくださった場合は、「次回は私が払います」と伝えたり、ごちそうになることを想定して、事前に手土産を準備しておくとよいでしょう。

3、目上の人より先に店を出ない

お会計を終えてお店を出るときは、目上の人、自分の順に出るのがマナーです。

お会計を別々にする場合も、目上の人が先に支払うのがビジネスマナーですよ。

ごちそうになる場合、目上の人が会計をしているときは少し離れた場所で待ちましょう。会計スペースが狭い場合は、他のお客さんの迷惑にならないように外で待ってもOKです。

【ごちそうになる場合のNGマナー】

誰かにごちそうしてもらうときのNGマナーをご紹介します。

1、当たり前にごちそうにならない

目上の人に「ここは払うよ」と言われても、「払わせてください」と言うのがマナーです。必ず一度は支払う姿勢を見せましょう。

何度も断ると「あなたにごちそうになる理由がありません」と逆に失礼になるので、一度だけでOKです。

ごちそうしてもらえるとわかっている場面でも、会計の時には財布を出します。財布を開けお金を取り出す姿勢を示しましょう。

2、お礼の気持ちをその場しか伝えない

会計を終えて、店の外に出た直後に、必ず「ごちそうさまでした」とお礼を言いましょう。

お礼はその場限りではなく、たとえ当日に伝えていたとしても、翌日改めて感謝の気持ちを伝えるのが理想です。

会社で会う相手なら「昨日はごちそうさまでした」、会えない相手ならメールで伝えるようにしましょう。

お礼を伝える時、大勢の前では伝えないように配慮します。「私はごちそうになってないけど…」と思う人がいるかもしれません。なるべく他の人に気づかれないように、席を立たれたタイミングなど、周囲に配慮した形でそっと伝えるのが望ましいです。

飲み会の支払いマナーは重要です

目上の人や取引先の人との飲み会は、仕事の延長線上にあるものです。

支払いマナーをしっかり覚えて、誠実な姿勢を見せましょう。


監修者:鮎永麻琴

元国際線CA。「コミュニケーション帝王学®」開発者。
自分らしいコミュニケーションの在り方や関わり方を伝えるオンラインアカデミーを開校。