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《プロに聞いた》高級寿司屋での【NGマナー】知らないと恥をかくかも?!

  • 2025.4.27
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日本食で大人気なお寿司。回転寿司は手軽でよく行くという方でも、カウンターに座る高級寿司店は「なかなか敷居が高い…」と感じる方も多いのではないでしょうか?

その敷居の高さは、マナーを不安に感じているせいかも…。

今回は、たまにしか行かない高級寿司店でも自信を持って行ける、知っておいて損なしの【食べ方のマナー】についてご紹介します。

1、出されたお寿司はすぐに食べる

寿司店に行くときは、カウンターに座るのがおすすめです。その理由は、出されたお寿司をすぐ食べられるから!ぜひ、一番美味しいタイミングで食べてください。

お寿司の食べ方で「ネタとシャリを分けて食べる」「二口に分けて食べる」といった行為はマナー違反とされています。

女性で「口に入らなさそうだから…」とお箸で半分にしてしまう方もおられますが、職人の心遣いに反するため、避けるようにしましょう。

その場合は、シャリを小さく握ってもらうようにお願いすれば大丈夫ですよ。

2、苦手なものは事前に伝えておく

もし苦手なネタがある場合は、職人に伝えましょう。「そんなこと言ってもいいのかな?」と思われるかもしれませんが、食べ残すのが一番失礼になりますので、ぜひ初めに伝えてみてください。

カウンターで職人とこういうやりとりができるのも、お客さんと職人が近い寿司店の魅力の一つですね。

3、お寿司の食べ方は手でも箸でもOK!

寿司店では「手で食べるのがマナー」と思われている方も多いかもしれませんが、箸で食べても、どちらでも問題ありません。

ただ、お寿司は繊細なので温度に注意が必要です。手で長く持っていると生ぬるくなってしまいます。出されたらすぐ食べることに合わせて、手でつまむ時間もできるだけ短くしましょう。

4、わさびは抜いてもOK!

わさびが苦手な人は、サビ抜きで注文してOKです。遠慮なく伝えましょう。

わさびを醤油で溶く人もいますが、溶いてしまうとわさびの香りが飛ぶのでおすすめしません。

職人は、ネタによってわさびの量を調節して握ってくれています。例えば、脂のっている中トロなどはわさびが多めの方がさっぱり食べられるなど、職人の心遣いがありますよ。

5、香水やタバコの匂いをさせるのはNG

寿司店で職人が気にすることに「香り」の問題があるそうです。

香水やタバコの匂いは、まわりのお客さんにも不快に感じさせてしまうので、気をつけるようにしましょう。また、香りの強い制汗剤も注意が必要です。

6、お寿司は食べる順番があり!

美味しく食べるために、お寿司には食べる順番がありますよ。

「さっぱりしたネタからこってりしたネタ」→「白身魚から赤身」→「巻き物や玉子焼きなど甘いもの」→最後に「お吸い物」という流れが一般的です。

「おすすめ」でお願いしている場合、「甘い穴子が出たら握りは最後」という暗黙のルールもあるそう。もし他にも握りで何か食べたいものがある場合は、穴子が出たタイミングで「〇〇もお願いします」と追加しても大丈夫です。

7、「おあいそ」は使わないで

よく寿司店で使われるイメージのある「おあいそ」という言葉。この言葉は、お店の方が「愛想がなくて申し訳ありません」という意味で使う言葉なので、お客さんが使う言葉ではありません。

「お会計」や「お勘定」が一般的な言葉ですので、こちらで伝えてくださいね。

カウンターで一番美味しいタイミングのお寿司を味わって

カウンターの寿司店は敷居が高く感じてしまいがちですが、どの職人さんも優しいので、わからないことがあれば素直に聞けば大丈夫ですよ。

ぜひ、美味しいお寿司を楽しんでくださいね。


監修者:鮎永麻琴

元国際線CA。「コミュニケーション帝王学®」開発者。
自分らしいコミュニケーションの在り方や関わり方を伝えるオンラインアカデミーを開校。