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《プロに聞いた》ご祝儀の【正しいマナー】とは?→知らないと恥をかくかも…。

  • 2025.5.7
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

ご祝儀袋の選び方、どれでもいいと思っていませんか?

最近では可愛らしいデザインのご祝儀袋も増えていますが、贈る相手にふさわしいものを選ぶことが大切です。

間違って選んでしまったり、ご祝儀のマナーがわかっていないと、恥をかいてしまうことも…。

今回は、ご祝儀マナーの基本について詳しくご紹介します。

1、袋選びは相手に合わせて

上司など、目上の人へのご祝儀袋はスタンダードでシンプルなものを選びましょう。

ご友人や親しい間柄の方には、カジュアルで可愛らしいデザインのものでも問題ありません。

定番のご祝儀袋をご紹介します。

  • 表書きは「寿」「御結婚御祝」が一般的
  • 中袋あり
  • 色は白
  • のし付き
  • 水引は金銀か紅白の10本で、「結び切り」か「あわじ結び」

水引の本数は5本や7本もありますが、多い方が格式高いと言われています。

そして、必ず「のし(慶事の贈り物用の飾り)」のついたご祝儀袋を選びましょう。のしがないと「カジュアル」と思われることもあるので注意が必要です。

ご祝儀袋は、中に入れる金額と合うように選びます。2〜3万、5万、10万と金額が上がるほど豪華になりますよ。

2、ご祝儀の金額の基本相場は?

基本相場は3〜5万円です。夫婦で参加する場合は2人分まとめて5〜7万円にします。親族の結婚式では5〜10万円が一般的です。

会社関係のご祝儀は悩みがちですが、同僚は3万円、上司部下は5万円が一般的です。

忘れがちですが、必ず新札を用意してくださいね。

3、お金を入れる向きは、顔が上

中袋には、紙幣の「顔」が上向きかつ表側になるように入れます。

外袋は、上側の折り返しを下側にかぶせるように折りましょう。

外袋の重ね方が逆になると、ご不幸の時の入れ方になってしまうので絶対にNGです。

4、ご祝儀袋の書き方のポイント

ご祝儀袋は、筆ペンを使い、濃い墨でハッキリと書きましょう。

【中袋の書き方】

表側中央に中に入れる金額を書きます。例えば、3万円なら「金 参萬円」と旧字体で書くのが一般的です。

裏側には、左下に縦書きで住所と氏名を書きましょう。

【外袋の書き方】

表書きには「寿」や「御結婚御祝」などを、大きく丁寧な文字で書きましょう。

名目が元々印刷されているものを購入すると便利ですよ。

水引の下の中心に、名目より少し小さめの字でフルネームを書きましょう。

知っておくと安心です

ご祝儀マナーの基本をご紹介しました!

この記事を参考にしながら、ピッタリのご祝儀を準備し、自信を持ってお渡ししてくださいね。


監修者:鮎永麻琴

元国際線CA。「コミュニケーション帝王学®」開発者。
自分らしいコミュニケーションの在り方や関わり方を伝えるオンラインアカデミーを開校。