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《プロに聞いた》天ぷらを食べるときの【NGマナー】知らないと恥をかくかも!

  • 2025.4.25
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

サクッと軽い衣に包まれた天ぷらは、日本が誇る料理のひとつ。家庭でも親しまれていますが、天ぷら専門店や格式ある和食店で天ぷらをいただくときには、最低限のマナーを知っておくことが大切です。

間違った食べ方をしてしまうと、まわりの人に「えっ…」と思われてしまうことも…。

今回は、天ぷらを食べるときに気をつけたい【NGマナー】を5つご紹介します。

1、出された天ぷらにすぐ手をつけない

天ぷらは、衣のサクサクが楽しめる揚げたてが最も美味しい状態です。職人が絶妙なタイミングで出してくれるその瞬間を逃すのは、もったいない行為…!

高級料理店では1品ずつ提供されるため、出されたらできるだけ早く(目安として1分以内に)いただくのがマナーです。

よくありがちなのは、おしゃべりに夢中になって冷めてしまってから食べること。衣がしんなりして食感が損なわれるばかりか素材の旨みも半減…。職人にも失礼になります。

揚げたてが出されたら、会話を中断してでも先にいただきましょう。

2、天ぷらの盛り合わせを好きな順番で食べる

天ぷらの盛り合わせには、食べる順番があります。盛り合わせの山を崩して、好きなものから食べるのはNGです。

基本的には「味の淡いものから濃いものへ」がマナー。

盛り合わせは、エビやキス、クセの少ない野菜など味があっさりとしたものが手前に、かぼちゃや穴子など味が濃厚なものは奥に置かれています。この置き方は、それぞれを美味しく食べるためのお店の心遣いです。左手前から順に食べるようにしましょう。

3、食べかけをお皿に置く

天ぷらは、基本的に一口で食べられるサイズで提供されますが、時には大ぶりの具材が出てくることも…。その際、かじった食べかけの天ぷらを、またお皿に置くのは見た目も印象も悪いですよ。

大きな天ぷらでイモ類などのやわらかい素材の場合は、箸を使って静かに一口大に分けてからいただきましょう

エビなど箸で切るのが難しいものは、箸で持ったまま2~3口に分けていただいても構いません。

4、天つゆに浸しすぎる、塩を直接つける

天ぷらは天つゆや塩をつけていただきますが、どちらにもマナーがあります。

天つゆをつけるときは、天つゆの器を持ち、天ぷらを「どっぷり浸す」のではなく、さっとくぐらせる程度にします。

箸先からつゆが垂れるのはマナー違反です。天ぷらの部分だけをさっとくぐらせるようにしましょう。天ぷらの衣のサクサク感を台無しにしないように気をつけてくださいね。

塩でいただくと、素材の風味が引き立ち、衣のサクサク感をより楽しめるのでおすすめです。

塩を使う際は、少量を指でつまみ、軽く振りかけて全体にまんべんなく行き渡らせるのが上品です。

塩に天ぷらを直接つけると、その部分だけつけすぎてしまい素材の味が台無しになってしまいますので、注意してください。

5、勘違いしている人が多い「手皿」はNG!

和食全般に共通するマナーですが、天ぷらを口に運ぶとき、無意識に「手皿(もう一方の手で手を皿代わりに添えること)」をしてしまうのはNGです。

「手皿は上品」と勘違いされがちで、よく見かける所作ではありますが、避けたい振る舞いです。

天つゆのしずくが気になる場合は、小皿か懐紙で受け止める工夫をしましょう。正しい所作が、料理をより美味しく見せてくれますよ。

マナーを守って美味しくいただきましょう

何気なく食べている天ぷらですが、食べ方にちょっとした気配りが求められます。マナーを知っているだけで、天ぷらの美味しさを引き立てるだけでなく、大人としての品格もアップしますね。

次に天ぷらをいただく機会には、ぜひこれらのポイントを意識して味わってみてくださいね。


監修者:鮎永麻琴

元国際線CA。「コミュニケーション帝王学®」開発者。
自分らしいコミュニケーションの在り方や関わり方を伝えるオンラインアカデミーを開校。