『山形新幹線』に乗ったら　福島から米沢間で感じた“まさかの新発見”に共感の嵐

新幹線や特急列車で目的地まで移動するのも便利ですが、各駅停車の列車でゆったり旅を楽しむのもいいものです。車窓から望む景色や駅弁などをのんびり楽しめるでしょう。

島村悠道 / Yudo S.（@toike_shimamura）さんが、「山形新幹線・福島～米沢区間のゆったりな体感乗車時間」についてX（旧Twitter）に投稿し、「米沢－福島間のゆったりさ」「共感」と話題になっています。

いったいどれほど“ゆったり”しているのでしょうか？

その投稿が、こちら！

山形新幹線を全区間乗り通した感想を、オタク特有のクソデカ誇張表現にて共有させて頂きますね pic.twitter.com/3GL4O7YtRF

— 島村悠道 / Yudo S. (@toike_shimamura) April 16, 2025

投稿者さんは山形新幹線を全区間乗り通したそうです。そして、その時の「体感乗車時間」を表したのがこちらのイラスト！

投稿者さんは「クソデカ誇張表現」と言いますが、この表現に共感する方も多いのではないでしょうか。福島駅から米沢駅までの路線がくねくねした迷路のような線で表現され、いかに時間を長く感じたかというのが分かりやすいですね。

実は福島から新庄までの区間は在来線区間であるため、新幹線区間に比べて速度が落ちるのだそう。投稿者さんがこのように感じたのは無理からぬことだったようです。投稿者さんに詳しいお話を伺いました。

驚きや新発見を表現したかった

---なぜ米沢〜福島間がこのくねくねの状態だと感じられるか教えてください！

「福島～米沢の間には、古くから交通の難所として知られる、板谷峠があります。今回初めてその区間の新幹線に乗ったのですが、森林の深さやカーブの多さ、走行速度の遅さのどれもが想像を遥かに超えていました。そんな驚きや新発見を表現したく、あのようなウネウネな線で描いてみました。また、同じ区間をトンネルによりショートカットする米沢トンネル（仮称）の計画も、まだ構想中の段階です。1日でも早く着工して欲しいという願いも込めて、少し誇張したウネウネ線にしてみました（笑）」

---とても分かりやすい表現です。こちらの投稿に対してさまざまなコメントがありましたが、印象的なものや感想を教えていただけると幸いです。

「だいぶ誇張して描いたつもりだったのですが、カーブの多さに共感する意見が思ったより多く、驚いています。その区間の美しい車窓の写真を載せてくださった方もいらっしゃり、ぜひまた違う季節に乗車して、自分の目で車窓を楽しみたいと思いました」

---季節ごとに変わる景色は、列車の旅の醍醐味の一つですものね。

これは同意です

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

わかる！
米沢－福島間のゆったりさ
新幹線かと思うほど右へ左へ蛇行して、ゆっくり走りますからね

福島〜米沢間は、山登り区間とも呼ばれカーブが多く、片道30分も掛かるから共感

これは同意です。
参考に実際の時間を。
東京〜福島(272.8km):1時間30分程度
福島〜米沢(40.1km):40分前後
米沢〜山形(47.0km):40分前後
※独自調べ
東京〜福島と福島〜山形の移動時間がほぼ同じ。
福島〜米沢は山間部走行で時折圏外区間で、スマホ・タブレットでネットを使われる方には苦痛です。

乗車中、スマホで時間潰しする人も多いでしょうが、福島〜米沢区間には圏外エリアもあるので注意が必要。お気に入りのお菓子や本を持ち込んで、たまにはアナログに時間を楽しむ良い機会になるかもしれませんね。

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取材協力：島村悠道 / Yudo S.（@toike_shimamura）さん