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一体ナゼ?突然の上映中止…『超大物ハリウッドスター』の共演作に勃発した“さらなる悲劇”に「ガッカリ…」「災難ばかり」

  • 2025.4.28

劇場公開を目前に控えていたなか、予想だにしない出来事によって上映が見送られた作品はいくつもあります。今回は、そんな“異例の事態で上映中止”になった映画5選をセレクトしました。

本記事では第3弾として、映画『ウルフズ』をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

2人のもみ消し屋の予測不能な一夜が幕を開ける!“異例の事態で上映中止”になった映画『ウルフズ』

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編集部内で作成 ※画像はイメージです
  • 作品名:映画『ウルフズ』
  • 公開予定日:2024年9月20日

あらすじ

重大な事件を隠蔽するもみ消し屋、通称・フィクサーとして裏社会で暗躍するジャック(ジョージ・クルーニー)は、とある殺人事件を隠蔽してほしいという依頼を受けて現場へ向かいます。現場に到着したジャックの目の前に、ニック(ブラッド・ピット)と名乗る別のフィクサーが現れました。

同じ内容の依頼を受けていることが判明した2人は、渋々ながらも協力して事件を隠ぺいすることに。しかし、処理中の死体が突然動き出して逃走したことで事態は急変。2人は大慌てでターゲットを追跡しますが、追跡した先でさらに予想外の事件に巻き込まれていくのでした―。

制作会社の方針転換で上映中止に…映画『ウルフズ』が上映中止となったワケ

映画『ウルフズ』は2009年公開の映画『バーン・アフター・リーディング』から、約16年ぶりにジョージ・クルーニーとブラッド・ピットが共演するというだけあって、多くの映画ファンから注目を集めました。しかし、制作会社である米Appleの方針転換により、アメリカで2024年9月20日から1週間だけ公開された後、配信サービス「Apple TV+」でストリーミング配信されるかたちとなったのです。

この方針転換をきっかけに、日本では配給予定だったソニー・ピクチャーズ エンタテインメントによる劇場の公開中止が決まります。なぜ、Appleが上映中止の判断を下したのか、明確な理由は明らかにされていません。一部では、配信会社の制作ということもあり、劇場公開の費用対効果を見越しての上映中止だったのではないかという声も上がっているようです。

劇場公開を心待ちにしていたファンからは、「ウルフズ上映中止マジ?」「映画館で見たかった…」「日本上映中止悲しすぎる」など、悲しみのコメントが寄せられていました。なお、「Apple TV+」で視聴した方からは「イケオジ2人の共演は良い!コメディありシリアスありのストーリーは楽しめた」「とっても面白かった!海外ロマンス脳に刺さりました」と絶賛のコメントで溢れていました。

続編は制作中止に…映画『ウルフズ』

映画『ウルフズ』ですが、残念ながら続編の制作も中止になりました。本作で監督・脚本を務めたジョン・ワッツ監督は、Appleが作品に対して良い反応を示していたために、公開前から続編の脚本執筆を決めていたそうです。しかし、Appleの方針転換を公式発表のわずか1週間前に聞かされたワッツ監督は、この対応にショックを受けて続編の制作中止を決断しました。そのことに、続編を待ち望んでいたファンからは「結構ガッカリ…」「災難ばかり」と悲しみの声が多く見受けられました。

まだ映画『ウルフズ』を観たことがない方、また本記事を読んで映画『ウルフズ』に興味を持っていただけた方は、“大物俳優の絶妙なコンビネーション”をぜひ目撃してみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です。