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ナゼ上映中止…?制作費“2億円”の本格アクションなのに…【異例の事態で上映中止になった映画】“ファン待望の傑作”が迎えた結末

  • 2025.4.27

劇場公開を目前に控えていたなか、予想だにしない出来事によって上映が見送られた作品はいくつもあります。今回は、そんな“異例の事態で上映中止”になった映画5選をセレクトしました。

本記事で第1弾として、映画『1%er ワンパーセンター』をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“異例の事態で上映中止”になった映画『1%er ワンパーセンター』

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(C)SANKEI
  • 作品名:映画『1%er ワンパーセンター』
  • 公開予定日:2024年3月24日

あらすじ

主人公の匠馬敏郎(坂口拓)は、リアルなアクションを追求することに重きを置くアクション俳優。一時期は誰しもが注目する俳優であったものの、敏郎のアクションは業界で受け入れられなくなり、徐々に過去の人物となっていました。

そんな状況に痺れを切らした敏郎は自らで作品を制作することを決め、弟子のアキラ(福山康平)とともに無人島へ向かうことに。しかし、その無人島である大きな事件に巻き込まれた敏郎は、最強の武術家と称される黄島(石井東吾)に命を狙われるのでした―。

映画『1%er ワンパーセンター』が上映中止となったワケ

映画『1%er ワンパーセンター』は、主演を務めた坂口拓さんの性加害疑惑が週刊誌で報道されたことで上映中止となりました。

性加害疑惑の報道を受け、坂口さんは一部の内容については事実であることを認め、自身のYouTubeチャンネル『狂武蔵たくちゃんねる』で謝罪をしています。一方で、「私としては全く後ろめたいことはなくて、応援したい役者さんを飲み会の場を通じて縁が広がったり、仕事がつながったり、頑張ってくれたらいいなという思いだけでした」と、性加害については知らなかった旨も説明しました。

しかし、これら一連の報道を受けて東京都渋谷区にある映画館「ユーロスペース」が作品の上映中止を発表。これに対し、坂口さんの所属事務所「WiiBER」の代表取締役・太田誉志さんが公式サイトにて、性加害報道についての裁判記録をもとに、坂口さんの無実を主張する旨の声明文を記載しています。

高評価多数!映画『1%er ワンパーセンター』

制作費2億円とも言われ、公開を目前に控えた中で上映中止となり、そのほか多くの映画館で公開延期となった映画『1%er ワンパーセンター』。しかし、時を経て劇場公開とオンライン上映が決定し、2025年5月7日にはDVD・Blu-rayの発売も予定されています。

待ちに待った公開に「ずっとずっと待っていたからやっと見れた喜びと感動でいっぱいでした。最高だった」「坂口拓さんによる近接格闘術、ゼロレンジコンバットを使用した無双を堪能できて最高!」非常に高い評価が多く見られました

まだ映画『1%er ワンパーセンター』を観たことがない方、また本記事を読んで映画『1%er ワンパーセンター』に興味を持っていただけた方は、“息もつかせぬほどのアクション”をぜひ体感してみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です