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「最低の極み」「ありえないどんでん返し」“クズすぎる”主人公に共感する男性が続出…【心にブッ刺さる名作】衝撃のラストに騒然

  • 2025.4.21

ストーリーや登場人物の心情から、思わず自身の過去や現在を重ねてしまうリアリティのある恋愛系ドラマや映画が人気を集めています。今回は、そんな“心にブッ刺さる”名作恋愛ドラマ・映画5選をセレクトしました。

本記事では第2弾として、2020年公開の映画『劇場』をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

不器用でぎこちない恋愛模様…“心にブッ刺さる”名作恋愛映画『劇場』

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(C)SANKEI
  • 作品名:映画『劇場』
  • 公開日:2020年7月17日

あらすじ

お笑いタレント・又吉直樹さんの同名小説を原作に、 行定勲監督、蓬莱竜太脚本で実写映画化。

主人公・永田(山﨑賢人)は、友人である野原(寛一郎)と共に劇団「おろか」を設立。脚本家兼演出家を担当した永田は、個性的な作風を持ち味としていたものの、相次ぐ酷評によって客足は遠のいていました。

劇団が解散間近となっていたある日、自分と同じ靴を履いた女性を見つけた永田は思わず声をかけます。彼女は沙希(松岡茉優)という名前で、女優を目指して上京してきた大学生。2人はこの出会いをきっかけに惹かれ合い、沙希の家で同棲生活がスタートします―。

未熟な主人公に共感…“心にブッ刺さる”名作恋愛映画『劇場』

映画『劇場』は、主役の山﨑賢人さんと松岡茉優さんの演技力の高さが見どころ。山﨑さん演じる永田はひたすら演劇に没頭しながらも、時に彼女に酷い態度や行動を取ります。永田は一見クズ男なのですが、一概に「クズだ!」と言えないのが繊細な演技で人間味を表現している山﨑さんの演技力の賜物。そんな永田の人間臭さを、松岡さんの純粋でひたむきな演技が倍増させています。

主役2人の演技に対し、SNSなどでは「本当に素晴らしかった」「山﨑賢人は劇場っていう映画で最低の極みな人間を演じていたのが一番好き」「松岡茉優さんの演技が上手すぎて、見てるこっちが苦しくなっちゃった」と絶賛のコメントで溢れていました。

本作は、終始不器用な2人による恋模様がリアルに映し出されています。そんな2人を観て、視聴した方の中には「優しさを正しく受け取れない。優しさで返せない。主人公がかなり俺で胸がキュッとなった」「当時大学生の自分は主人公の男の気持ちがめっちゃわかって、見終わった後謎に萎えた」といった声が見受けられ、過去の自分を重ねる方もいたようです。

どんでん返しのようなラストも必見!

映画『劇場』は、キャストの名演だけでなく、“驚愕のラスト”も見どころです。そのラストに「ありえないどんでん返しあります。マジびびったわ」「最高の映画となる要素がすべて詰まっています」と絶賛するコメントが寄せられました。

まだ映画『劇場』を観たことがない方、また本記事を読んで映画『劇場』に興味を持っていただけた方は、本作をぜひ目撃してみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です