1. トップ
  2. 「次からやるって」「一緒に住まなきゃよかったな」同棲生活の“リアル”に「わかる〜」共感の嵐【心にブッ刺さる名作恋愛ドラマ】

「次からやるって」「一緒に住まなきゃよかったな」同棲生活の“リアル”に「わかる〜」共感の嵐【心にブッ刺さる名作恋愛ドラマ】

  • 2025.4.19

ストーリーや登場人物の心情などから、思わず自身の過去や現在を重ねてしまうリアリティのある恋愛系のドラマや映画が人気を集めています。今回は、そんな“心にブッ刺さる”名作恋愛ドラマ・映画5選をセレクトしました。

本記事では第1弾として、2015年放送のドラマ『恋愛あるある。』をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

恋愛のあるあるを描いた全3話のオムニバスドラマ!“心にブッ刺さる”名作恋愛ドラマ『恋愛あるある。』

undefined
(C)SANKEI
  • 作品名:映画『恋愛あるある。』
  • 放送日:2015年6月24日

あらすじ

2015年6月24日に、1話20分程度・全3話のオムニバス形式で放送されたテレビドラマ。鈴木おさむさんが脚本を務め、番組のナビゲーターをリリー・フランキーさんが担当しました。

1話目は、『社内恋愛あるある』。“身近な恋は人生を破壊する”という信条から、社内恋愛は厳禁と心に誓う主人公・道山清美(黒木メイサ)は、同じプロジェクトに参加することになった玉木謙一(淵上泰史)と距離が縮まり…というストーリーです。

2話目は、『シングルママ恋愛あるある』。夫との離婚により、シングルマザーとして息子を育てる赤井仁江(佐々木希)。そんな仁江は、ある日勤め先である歯医者の患者・黒田智治(千葉雄大)から好意を寄せられ…というストーリーです。

3話目は、『同棲恋愛あるある』。念願だった同棲生活がスタートし、毎日が楽しくてしょうがない小澤真理(戸田恵梨香)青柳芯太(ムロツヨシ)。しかし、仕事の忙しさや同棲したことで見つかった嫌な部分によって、2人の関係はこじれ始め…というストーリーです。

恋愛あるある共感の嵐…“心にブッ刺さる”名作恋愛ドラマ『恋愛あるある。』

ドラマ『恋愛あるある。』は、社内恋愛・シングルマザー・同棲カップルの3つのシーンにおける恋愛を描いた作品。タイトルの通り、「あるあるだよね」「昔あったなーこういうの」というような、誰しもが感じたことのあるような恋愛の楽しさ・辛さを体感できる内容となっています。

そんな本作で、最も反響の大きかったストーリーが『同棲恋愛あるある』。最初は楽しい同棲生活も、慣れや暮らしぶりの違いからギクシャクしていくカップルをリアルに描いています。カップル役は戸田恵梨香さんとムロツヨシさんが演じており、ドラマ『大恋愛〜僕を忘れる君と』でも見られたような2人の自然体な演技がリアルさを倍増させています。

特に共感を呼んだのが、戸田さん演じる真理が不満を爆発させるシーン。「電球が切れたことに気付いたら取り替えて!」「便座も下げよう!」「脱いだ服は片づけて!」と怒り心頭の真理に対し、ムロさん演じる芯太は「次からやるって」「忙しくてつい忘れちゃうの」と面倒くさそうに返答するばかり。終いには、「こんなんじゃ一緒に住まなきゃよかったな」と言ってしまう始末。

地獄のような、でも現実では起こりがちな出来事に、XやTikTokなどのSNSでは「これが現実です...」「共感しかない」「去年の自分たちと重なりすぎて、わかる~ってなりすぎて、いまだに録画見て泣ける」と共感の嵐でした。

同棲カップルの結末は意外な展開に?!ドラマ『恋愛あるある。』

ドラマ『恋愛あるある。』で、同棲カップルのリアルが描かれた『同棲恋愛あるある』。戸田恵梨香さん演じる真理とムロツヨシさん演じる芯太は、お互いへの不満からギクシャクすることになりますが、最後は結婚して物語が完結します。

楽しい日々もあれば、ぶつかり合ってケンカする日もある。そんな日々が別れを生むこともあれば、愛を育むこともある。お互い気持ち良く生活するために、たまには言いたいことを思いっきり言い合うことも大切なのかもしれませんね。

まだドラマ『恋愛あるある。』を観たことがない方、また本記事を読んでドラマ『恋愛あるある。』に興味を持っていただけた方は、“恋愛の美しさと哀しさ”が堪能できる本作をぜひ目撃してみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です