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「もうちょっと痩せたらデートしてもいいのに」胸をエグる“壮絶過去”…涙ながらに奮闘した【バラドル出身女優】の正体

  • 2025.4.19

バラエティ番組で活躍する女性アイドル、通称・バラドルから、女優として成功を収めた方も多くいます。今回は、そんな“バラドル”から女優に転身した5名をセレクトしました。

本記事では第4弾として、野呂佳代さんをご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

アイドル絶頂期にM1グランプリ出演?!“バラドル”から女優として成功を収めた・野呂佳代

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(C)SANKEI
  • デビュー:2006年
  • 主な出演バラエティ番組:『すっぽんの女たち』

経歴

幼い頃からテレビが大好きだった野呂佳代さんは、高校生になると数々のオーディションに挑戦するも落選続きだったそう。“最後のチャンス”が、秋元康氏プロデュースによるアイドルグループの募集『第二期AKB48追加メンバーオーディション』でした。年齢を2歳サバ読みし、足のサイズも小さく偽って応募した野呂さん。写真ではスタイルよく見せ、書類審査で秋元氏の目にとまったことで、1万2000人の中からAKB48の2期生として見事に選ばれました。

その後、SDN48のキャプテンに就任したものの、選抜メンバーに選ばれないことも多かったことから「すごい病む」と当時の心境を明かしています。SDN48は2年半で解散し、野呂さんのアイドル人生にも終止符が打たれました。そんな野呂さんが挑んだ次の仕事は、なんとダイエット企画。女優の仕事を夢見ていたにも関わらず、求められたのは減量。1か月で4kg減量したものの、スタッフからはさらに“10kgの減量”と過酷な要求をされ、極めつけは「もうちょっと痩せたらデートしてもいいのにな」という心無い言葉を投げられたと言います。

「めちゃくちゃ辛いんです。本当に辛かったんです」と当時の苦しみを涙ながらに語った野呂さんですが、現在は女優をメインに活動しています。バラエティで存在感を示す一方で、ドラマ・映画・舞台などで見せる演技力の高さが話題沸騰中!

地元系宇宙人SFコメディー!野呂佳代の最新出演作品・ドラマ『ホットスポット』

野呂佳代さんは、 2025年1月12日〜3月16日に放送されたドラマ『ホットスポット』に出演しました。お笑い芸人のバカリズムさんが脚本を務め、シュールな笑いと予想外の展開が面白いと話題を呼び、さまざまな配信サイトでランキング1位を獲得するほどの人気を集めました。

そんな本作で、野呂さんはホテルの清掃員・中本こずえ役を演じています。こずえはホテルの備品を盗みながら、上っ面の謝罪や悪びれない様を見せる悪女。しかし、バラエティで培った絶妙な表情や間で話す野呂さんの演技によって、「脇キャラでは野呂佳代がダントツ」「清掃員役ハマり過ぎだろ」とSNSで投稿されるほど、強く印象に残るキャラクターとなりました。

また、野呂さんはストーリー中盤で、主人公の友人がママを務めるバーで杏里さんの曲『CAT’S EYE』を熱唱するシーンも披露。アイドル時代を彷彿とさせるような歌唱力に、SNSでは「野呂佳代がスナックでキャッツアイを歌ったところは流石に吹いた」「ドロボーが歌うキャッツアイ」など、思わず笑ってしまったという内容のコメントが寄せられていました。

バイプレイヤーとして大活躍!野呂佳代の今後の活躍にも要チェック!

バラドルとしても、女優としても引っ張りだこの野呂佳代さん。ドラマや映画では、主演を務めることは少なめではあるものの、脇役として出演した際には主役を食ってしまうほどの存在感を示しています。巷では、「野呂佳代が出るドラマにハズれなし」と言われるほど、女優として大成しました。

そんな野呂佳代さんの、今後の活躍にますます期待が高まります


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です