Text by 井上大輔(編集部)
8大会連続でワールドカップ出場を決めた日本代表の主力であるDF板倉滉が所属するドイツ1部のボルシアMG。
インターナショナルブレイク明けの29日にはブンデスリーガでRBライプツィヒと対戦する。
ボルシアには20歳の福田師王も所属しているが、『Bild』によれば、ライプツィヒ戦では福田の先発抜擢が期待されているという。
今季ボルシアで15ゴールを叩き出している194㎝のドイツ代表FWティム・クラインディーンストは、今月のイタリア代表戦で2試合連続ゴールを決めるなど絶好調。だが、彼は15日のブレーメン戦で退場になっており、ライプツィヒ戦は出場停止となる。
そこで、『Bild』は、クラインディーンストの代役候補を選んでもらうオンライン上でのファン投票を行ったのだが、「結果は意外なものだった。ファンは日本の逸材、福田を推しているのだ!」とのこと。福田は41%の得票率を得たという。
20歳の若きストライカーは今季40分しかプレーしておらず、冬のレンタル移籍が確実視されていたが、1月14日のヴォルフスブルク戦でブンデス初ゴールを決めたことで状況が変わった(ヴォルフスブルク戦はクラインディーンストが今季唯一怪我で欠場した試合)。
ボルシアのヘラルド・セオアネ監督は、福田の先発抜擢について「彼も選択肢のひとつ。師王はゴールに背を向けた状態が大きく成長した」と否定しなかったという。福田のブンデス初先発が実現するのか注目される。