管理栄養士のともゆみです。「ヒガシマルうどんスープ」をご存じでしょうか。粉末状のスープをお湯に溶かすだけで淡い色をした関西風のおいしいうどんスープが出来上がるという優れもの。このうどんスープを下味に使って唐揚げを作っていたのが、料理研究家のリュウジさん。YouTubeで披露していました。おいしいのでぜひ紹介したかった唐揚げレシピなんだそう。どんな味に仕上がるのか想像しがたく、作ってみることに♪
料理研究家のリュウジさんが開設しているYouTubeチャンネル『料理研究家リュウジのバズレシピ』で、「こいつの使い方について」というタイトルで、「ヒガシマルうどんスープ」を使った料理を3品ほど作っていたのですが、この、唐揚げが最も紹介したかった料理だそうです。
「ヒガシマルうどんスープ」とは?
ヒガシマルうどんスープは兵庫県に本社を置くヒガシマル醤油株式会社から出している商品。「関西だし味 本格的」というキャッチフレーズのもと、お湯をそそぐだけで作れる簡易さとおいしさから長年人々に愛され続けています。粉末状のスープにお湯をそそぐと、だしの香りが立ち、旨味たっぷりの澄んだ色の関西風うどんスープが出来上がります。また、うどんスープに使用するだけではなく、万能だしとして利用でき、寄せ鍋や浅漬けの作り方がパッケージ裏に記載されていました。
近所のスーパーで購入。8g×6袋入り 税込み127円でした。
「ヒガシマルうどんスープで作る唐揚げ」の材料と作り方
【材料】
ヒガシマルうどんスープ…1袋
鶏もも肉…350g
酒…大さじ1と1/2
ゆずこしょう…小さじ2/3
片栗粉…適量
揚げ油…適量(鍋底1cmの量)
レモン(国産)…適量
【作り方】
1. 鶏肉は大きめの一口大のサイズに切ります。
2. ボウルに1を入れ、ヒガシマルうどんスープを入れます。酒、ゆずこしょうを加えてよくもみ込みます。
3. 2に片栗粉をまぶします。
4. フライパンに鍋底1cmくらいの油を入れて中火にかけます。170℃になったら、3を入れて揚げます。
5. ひっくり返しながら揚げ、きつね色になったら取り出して網の上に置き油を切ります。
6. 少し休ませて、皿にくし形に切ったレモンとともに盛り付けて出来上がりです。
だしの効いたおいしい唐揚げ
あ~ちょうどいい塩加減ですね。しょっぱくなくてやさしい味わいです。普通のしょうゆの唐揚げとは味わいが違い、だしの風味とゆずこしょうの爽やかさが効いた唐揚げになっています。カラッと揚がって中はジューシー。しょうゆやにんにくなどで下味を付けたパンチの効いた唐揚げもおいしいですけど、こちらも大人の唐揚げって感じでとってもおいしいです。
唐揚げにレモン
唐揚げにレモンをかけるとレモンの酸味と爽やかな香りでさっぱりと食べられますが、レモンをかけて得することはそれだけではありません。油の主成分である脂肪酸は、空気に触れると酸化が進み老化を進める過酸化脂質を作ってしまいます。これを予防するにはビタミンC。油で揚げた唐揚げに豊富なビタミンCを含むレモンを絞ることで、酸化した油の影響を抑えてくれます。
ヒガシマルうどんスープで作る唐揚げは、うどんのつゆが関東と関西と違うのと同じで、力強い関東風のしょうゆ味と違い、関西風のふわっとだしの香るやさしい味わいでした。ゆずこしょうも爽やかで唐揚げにとっても合うなと思いました。気になったら作ってみてくださいね。
参考文献:
最新改訂版 知っておきたい栄養学 監修 白鳥早奈英 学研プラス
参考web:
うどんスープ | ヒガシマル醤油
https://www.higashimaru.co.jp/products/udonsoup/index.html
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