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【蚶】はなんて読む?→ 読めたらスゴい難読漢字、気になる正解は…?!

  • 2025.3.25
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「虫へんに“甘い”って…虫が甘いってこと?」と首をかしげた方も多いかもしれません。

実はこの「蚶」、なんと食べられるんです!
その情報を聞いて、「ますますわからない…」という方もいるのではないでしょうか?

では、早速この「蚶」の読み方を見ていきましょう。

「蚶」の正しい読み方は?

ついそのまま「あま」と読んでしまった方は、残念ながら不正解です!
かといって、「あまむし」や「かんちゅう」といった読み方でもありません。

ここでのポイントは、「蚶」は虫ではなく、貝の一種だということ。
「蛤(はまぐり)」や「蚫(あわび)」と同じく、食用として親しまれている貝類なんです。

読み仮名は4文字

さて、正解は…

正解は「あかがい」でした!

そう、正解は「あかがい(赤貝)」!

「赤貝」といえば、お寿司のネタとしておなじみですが、実はこの「蚶」という漢字でも表記できるんですね。

「蚶(あかがい)」ってどんな貝?

「あかがい」は、フネガイ科に属する二枚貝。
北海道南部以南の内湾に広く分布しており、水深40メートルほどの泥の中にすんでいます。

特徴は、殻の長さが約12センチとやや大きめで、殻頂(かくちょう)がふくらみ、表面は白地に褐色の殻皮をまとっています。さらに、放射状の肋(ろく)が40本以上あるのも特徴的。

肉は鮮やかな橙赤色で甘みがあり、酢の物やお寿司、赤貝飯(炊き込みご飯)など、さまざまな料理に使われます。
ちなみに、あの赤い色が名前の由来なんですよ。

また、「蚶」は「あかがい」の古名として「きさ」と読むこともあるそうです。

(出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館))

まとめ

いかがでしたか?

今回ご紹介した漢字「蚶」は、「あかがい」と読みます。

普段よく目にする食材でも、意外な漢字で表記されることがありますよね。
漢字の奥深さを感じられる、ちょっとした豆知識として覚えておくと面白いかもしれません!

今後も、思わず「へぇ〜!」と言いたくなるような漢字をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!