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気遣いのつもりが『無責任な人』認定に… →「どちらでも大丈夫」の正しい伝え方、知ってる?

  • 2025.4.11
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

「どちらでも大丈夫です」は、一見すると柔軟で親切な表現のように思えますが、ビジネスシーンでは「判断を相手に委ねている」と受け取られ、無責任な印象を与えてしまうことがあります。

特に、上司や取引先から「どうする?」と判断を煽られるシーンでは、「自分の意見がない」「主体性がない」と捉えられてしまうこともあり注意が必要です。

今回は、ビジネスシーンにおいて、「どちらでも大丈夫です」の適切な言い換え表現をご紹介します。

「どちらでも大丈夫です」の意味

ビジネスシーンにおいて「どちらでも大丈夫」(=どちらでもいい)という表現は、相手に「無関心」という印象を与えてしまう可能性もあり、少し配慮に欠ける表現になります。

「大丈夫です」は、日常会話で多く用いる言葉です。文脈次第で肯定・否定を意味するので、誤解を招く可能性もあり、使用するときには注意が必要です。

「どちらでも大丈夫です」の言い換え表現

できれば、目上の人や取引先の方に対しては、「どちらでも大丈夫です」ではなく、今回ご紹介するような言い換え表現で伝えるほうが安心です。

相手の誤解を招かないためにも「どちらでも大丈夫」という意味で伝えたいときは、「どちらでも問題ございません」や「いずれでも差し支えございません」、「ご希望に合わせて対応いたします」というような言い換えをすると、丁寧で敬意のある表現になります。

さらに、具体的な選択肢を提示することで曖昧さを避け、丁寧な印象を持たせることができますよ。

例えば、「どちらでも対応可能ですが、△△の方が(理由)でスムーズかと存じます」と伝えると、相手に選択肢と自分の意見を伝えられ、相手の意思決定を助けることができます。

他にも、「お任せいたします。ただ、◯◯の方が(理由)で良いかもしれません」と伝えると、最終的な判断は相手に委ねつつ、こちらの参考意見を示すことで、誠実な対応をしてくれているという印象を与えられます。

まとめ

日常的に使っている言葉だからこそ、つい言ってしまいがちな「どちらでも大丈夫です」という言葉ですが、ビジネスシーンでは避けた方がいい表現です。

「どちらでも大丈夫です」を丁寧な表現に言い換えたり、具体的に相手が判断しやすい情報や意見を添えることで、ビジネスシーンにふさわしい対応になります。

よりよいコミュニケーションのために、ぜひ参考にしてみてくださいね。


監修者:栗栖 佳子(株式会社 宙 代表取締役・ビジネスコーチ)

大学卒業後、人材サービス会社パソナで法人営業およびコーディネーターとして1万人以上の採用・面接・キャリアカウンセリング並びにスタッフや部下の人材育成に取り組む。2009年ビジネスコーチとして、株式会社 宙(sora)を設立。
【コミュニケーション次第で人が変わり、組織が変わり、人生が変わる!】をモットーに、コーチング、アンガーマネジメント、「1on1」マネジメント等、レゴブロックやインプロなど多彩なワークショップを取り入れながら社員や管理職の意識改革、組織風土改革の研修やセミナー、講演活動を年間120回以上行っている。また、3人の子どもを育てながら働いてきた経験から、ワーク&ライフマネジメント、リカレント研修、女性活躍推進アドバイザーとしてお互いの価値観にとらわれず、同感しなくても共感し合える組織作りを目指して活動中。

著書:才能を伸ばす人が使っているコミュニケーション 増補改訂版 ペンコム出版社