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『父親の病気』のこと誰かに聞いてほしい女子生徒…昼休みに友人に話して”後悔した”理由

  • 2025.1.4

2児の母である、吉田いらこ(大阪おでこ姉妹)さん。家族にまつわる話や、日常についてのコミックエッセイを描き、ブログで発信しています。

父親について誰にも言っていなかった吉田いらこさんでしたが…?

誰かに話を聞いてほしい

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吉田いらこ(大阪おでこ姉妹

父親の病気のことを、学校の誰にも言えなかった吉田いらこさん。吹奏楽部に所属し、明るくて面白い仲間たちに囲まれ、楽しい時間を過ごしていました。

楽しい雰囲気を壊したくないと思いつつも、心の中では「誰かに話を聞いてほしい」という思いが募っていきます。そしてある日、昼食を一緒に食べていた友人に、思い切って父親のことを話してみることにしました。

“あまり重くならないように”“引かれないように軽く軽く”と心の中で注意しながら話し始めます。しかし、次第に言葉が止まらなくなってしまいます。“やばい、私大分キモい”と感じながらも、涙があふれそうになって慌てて「…みたいな?感じになってて大変だなーって!それだけ!」と無理やり話を切り上げました。友人は気まずそうに「なんか大変だね…」と返事をしてくれました。

席を立ちながら、いらこさんは心の中でこう考えます。「やっぱりやめれば良かった。人に話すってことは、自分が気持ち良くなって聞いてくれる人に負担をかけることじゃないか」と。

心の中に溜まったモヤモヤを、誰かに話すことはとても大切なことだと思います。しかし、高校時代に家族の病気について話すことは、確かに大きな勇気が必要だったでしょう。ただ話を聞いてほしい、共感されなくてもいい、けれど自分の気持ちを誰かに届けたいという心の叫びが、切実に伝わってくるエピソードですね…。

ブログ:吉田いらこ(大阪おでこ姉妹

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