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子どもが「シートベルト嫌だよー!」→付け方が間違っているかも!?正しい付け方をJAFが解説

  • 2024.9.16

法律上は6歳になると卒業できるチャイルドシート。お子さんが6歳になったり、小学校に入ったりしたタイミングでチャイルドシートを使わなくなるご家庭も多いのではないでしょうか。

ところが、6歳を過ぎても大人と同じようにシートベルトをさせるのは時期尚早なのだとか。チャイルドシートを嫌がるお子さんにも、ジュニアシートの利用が推奨されています。一般社団法人 日本自動車連盟 (JAF)公式サイトを参考にお子さんがシートベルトを嫌がらず、安全に使う方法をご紹介します。

身長が140cm以上になるまではジュニアシートを

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お子さんの年齢が6歳を超えても、大人と同じようにシートベルトをさせるのは避けましょう。車のシートベルトを正しく着用できるのは、身長が140cm以上の場合。身長が低い子どもはベルトが首やお腹に引っかかって危険なんです。

ジュニアシートの使い方について、一般社団法人 日本自動車連盟公式サイトでは以下のように解説されています。

車のシートベルトが正しく着用できるのは、身長140cmくらいから。法律では6歳になればチャイルドシート卒業ですが、身長が足りなくてはシートベルトは使えません。安全のためには140cmくらいでの卒業が目安です。出典:一般社団法人 日本自動車連盟 (JAF)「ジュニアシートを正しく使おう」

身長が140cm未満のお子さんを安全にジュニアシートに座らせるには、まず背もたれを倒し過ぎていない状態で、ジュニアシートを座席の一番奥につけて座ります。座ったら、シートベルトをジュニアシートのツメの下に通しましょう。ベルトが首やお腹にかからないようにしながら、カチッと音がするまでバックルをしっかり差し込みます。

シートベルトは痛いから嫌だと言う子どもでも、この方法なら締め付けがないためしっかりベルトを締めてくれる可能性が高いです。また、助手席にエアバックが装着されている車の場合、エアバックが展開したときにお子さんに危険が及ぶ可能性があるため、ジュニアシートは後部座席で使うようにしましょう。

近々、一般社団法人 日本自動車連盟はシートベルトを安全に着用できる身長を150cmに引き上げると発表しています。お子さんの安全を守るためにも、正しくシートベルトを使うようにしたいですね。

作画:みきアカリ(@mikiakarij

参考:一般社団法人 日本自動車連盟 (JAF)「ジュニアシートを正しく使おう」
参考:一般社団法人 日本自動車連盟 (JAF)「シートベルトなんでもQ&A」

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