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ギャルの神様と呼ばれた私。舟山久美子が振り返る転機とは。#私のTRILL

  • 2017.10.27

いま輝いている人の、自分らしさやTrue & Realな本音に迫る連載企画「#私のTRILL」。TRILLが、総勢16名の著名人にインタビューを決行。ここだけのトークに、自分をもっと好きになるヒントが見つかるかもしれません。

第6回目は、モデルとして活躍しつづける舟山久美子さんが登場。17歳から6年間“ギャルの神様”として熱狂的な支持を集めた舟山さんですが、現在はしなやかな大人の女性らしい姿が印象的です。

17歳の頃から人に憧れつづけられる気持ちとは…華やかさの裏には大きな葛藤や迷いがあったのでは?と尋ねると、当時の想いと自身の転機についてまっすぐに話してくださいました。

― ご自分の中で、コンプレックスだったことって何かありました?

全部コンプレックスでしたね、見た目も含めて。だからギャルになって、お洋服とメイクで、なりたい自分に近づけるっていう考えでした。

― デビューされたのが10代ということで、今とは随分、仕事に関する意識、姿勢が変わってきたかなと思うのですけれども。

18歳のときって、私、もうとにかく仕事に走ったんですよ。ダイエットも、とことん細くなろうと思ってましたし。表紙をやっていたときも、誰に何を言われようが、私は一番を上り詰めるんだ!っていう気持ちでいたので、がむしゃらでしたね。それに、当時はすごく、戦闘態勢に入ってたので、結果が全てだと思ってました。
弱音を吐ける人もいなかったので、すごく毒吐いてましたね、ノートの中に(笑)。

― がむしゃらにお仕事を楽しまれていたと思うのですが、当時、これはもしかしたら自分と違うんじゃないかなとか、感じることってなかったですか。

『Popteen』を6年間やらせてもらって、二十歳を過ぎてくると、「ギャル」じゃなくて、もう少し大人っぽく見せたいなって思いはありました。でも、そのとき編集長から、「いや、つけまつげを付けてる、くみっきーがみんな好きだから」と言われて。ギャップは感じましたね。

― その『Popteen』の卒業をきっかけに、大きくイメージチェンジされますが、いかがでしたか?

「ギャル」でいた頃って、「ギャル」でいることによって、ちょっと気持ちも強くいれたりするんですよ。なんですけど、それがなくなってしまうので、すごく自信はなくなったりしていました。

― それでも新しい自分らしさを見つけられましたよね。

自信をなくしたりしてましたけど、私は「もう、前に進むんだ」って心の中で思っていて。だからこそ内面を磨こうとか、自分の身になるものをしっかりと蓄えていこうって変わっていきました。そこから、自分が好きなように徐々にスライドさせていって、今がある感じですね。

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舟山久美子(ふなやま・くみこ)
1991年4月29日生まれ。東京都出身。17歳の時に渋谷でスカウトされモデルデビュー。雑誌「Popteen」の専属モデルを6年間務める。現在は「with」専属モデルとして活躍中。また情報番組・バラエティなど人気テレビ番組にも多数出演中。ダイエットインストラクター資格、日本化粧品検定認定コスメコンシェルジュ資格取得。ファッションブランド「MICOAMERI」ディレクター。SNSは、LINEの公式アカウント136万人、Instagramは23万人を突破。SNSを使用してファッション・ビューティーの情報を発信している。

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