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エルトン・ジョン「サクリファイス」MVが10億回再生を突破

  • 2026.11.7

エルトン・ジョンが1989年に発表した名曲「サクリファイス(Sacrifice)」のミュージックビデオが、YouTubeで再生回数10億回を突破した。数々のヒット曲を持つエルトンだが、ミュージックビデオが10億回再生を達成するのは今回が初めて。(フロントロウ編集部)

数々の大ヒット曲を抑えて、なぜこの1曲?

この曲は、全米シングルチャートでの最高位が18位。収録アルバム『スリーピング・ウィズ・ザ・パスト』も全米23位にとどまった。米音楽誌『Billboard』も、そんな曲のミュージックビデオが数々の人気曲を大きく引き離し、10億回再生を達成したことに驚きを示している。

ミュージックビデオの監督を務めたのは、マドンナのドキュメンタリー映画『イン・ベッド・ウィズ・マドンナ』を手がけたアレック・ケシシアン。歌手のクリス・アイザックとモデルのヤスミン・ガウリが、幼い娘を育てながらもすれ違っていく夫婦を演じ、その合間に丸メガネ姿のエルトンが歌うシーンが挿入されている。なお、最初に撮影された別バージョンはお蔵入りとなった。

発売当初は全英55位だった

作詞を担当したバーニー・トーピンが「シンプルだけど知的な、大人の歌詞」と評したこの曲は、1989年10月にイギリスで発売された当初、全英シングルチャートで55位にとどまった。ところが翌1990年春、BBCラジオの人気DJが繰り返しオンエアしたことで注目を集め、「ヒーリング・ハンズ」との両A面シングルとして再発売。同年6月、ついに全英1位に輝いた。これはエルトンにとって、ソロ名義で初めての全英シングルチャート1位となった。シングルの収益は、エイズ支援団体テレンス・ヒギンズ・トラストに寄付された。

2021年には、デュア・リパとのコラボレーション曲「コールド・ハート」にも「サクリファイス」のフレーズが使用され、再び注目を集めた。

79歳のエルトンは今月、1973年のクリスマスソング「ステップ・イントゥ・クリスマス」をアイルランド出身の歌手CMATと新たにレコーディングし、Amazon Musicで配信を開始した。また、海外では11月20日に、アルバム『ロック・オブ・ジ・ウェスティーズ』の50周年記念盤も発売される。

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