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「読んでるんだから、いいでしょ?」を店の外で読んだ俺→待たせていた友人の1人に聞かれた一言

  • 2026.11.7
ハウコレ

店の外で友人5人を待たせたまま、何度かけても彼女の電話はつながりません。ようやく届いたメッセージは、どこかで見覚えのある言葉でした。

「明日の新幹線、何時のがあるか調べといて」。そう送ると、彼女はすぐに時間を調べて返してくれました。彼女が先に送ってきたお願いには、まだ返事をしていません。それで困ったことは、一度もありませんでした。

返さなくても伝わっていると思っていた

彼女とは友人の紹介で知り合い、付き合って3か月になります。
彼女からは「このイタリアン、今度一緒に行きたいな」「駅まで迎えに来てほしい」といったメッセージがよく届きました。読んではいましたが、返事はほとんどしていません。読んだことは既読で伝わる。それで十分だと思っていたのです。
その一方で、面倒なことはつい彼女に頼んでいました。母の誕生日に何をあげるか、服を一番安く買える店。頼めば、彼女はいつもすぐに調べて送ってくれます。俺は「ありがと」と返して、それで終わりにしていました。

「自分の頼みごとだけはすぐ送ってくるよね?」

ある日、彼女からこんなメッセージが届きました。
「私のお願いには返事くれないのに、自分の頼みごとだけはすぐ送ってくるよね?」
責められているようで、しばらく画面を見たまま返事を考えました。
「読んでるんだからいいじゃん」
続けて「ちゃんと見てるって」と送りました。彼女から返ってきたのは「そっか」だけ。分かってもらえたのだと、俺は受け取っていました。

一度も確認しなかった予約

数日後、地元の友人たちと集まることになり、俺が幹事を引き受けました。店を探していて思い出したのが、前に彼女が送ってきたイタリアンです。ただ、その店は電話でしか予約を受けていません。電話をかけるのが面倒で、また彼女に頼みました。
「来週の土曜、地元の友達と集まるから、前に送ってくれたイタリアン、6人で予約しといて。俺の名前で。電話でしか受けてない店だから頼むわ」
しばらくして既読がつきました。返事はありませんでしたが、それで安心していました。読んだなら、やってくれたはず。それから当日まで、一度も確認していません。

そして...

当日、友人5人と店に着き、入り口で名前を告げました。店員さんは画面を確かめてから言いました。「本日、そのお名前でのご予約はいただいておりません」。店内は満席でした。
店の外から彼女に電話をかけ、メッセージを送りました。「店、予約入ってないって言われたんだけど」「なんで返事くれないの?」。どちらにも、既読がつくだけです。後ろで待つ友人たちは、黙ってこちらを見ていました。3回目の電話が鳴り終わったころ、ようやく返事が届きました。
「読んでるんだから、いいでしょ?」
数日前に俺が送ったのと、ほとんど同じ言葉でした。
友人の1人が近くの居酒屋に空きを見つけてくれ、その日の会計は全員分を俺が払いました。電話のやりとりを聞いていた友人に「彼女に頼んで、返事もないのに確認しなかったの?」と聞かれ、うなずいて頭を下げるしかありませんでした。
帰りの電車で、彼女とのチャットをさかのぼりました。返事をしていない彼女のお願いが、いくつも続いています。その中には、あのイタリアンのリンクもありました。「ごめん」とだけ打って送りましたが、既読がついたまま返事はまだ届いていません。

(20代男性・会社員)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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