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「来月には返すから、借用書なんていらないだろ」お金を返さない親戚。数か月後、法事で楽しそうに旅行自慢を始めた結果

  • 2026.10.31
「来月には返すから、借用書なんていらないだろ」お金を返さない親戚。数か月後、法事で楽しそうに旅行自慢を始めた結果

突然、親戚から頼まれたお金の貸し借り

父方の親戚に、法事や正月のたびに顔を合わせる年上の男性がいます。

ある夜、その親戚が突然、僕の家を訪ねてきました。

急な出費があって、今月のやりくりが厳しいのだと言います。

「頼む、少しだけ貸してくれないか」

親戚は玄関先で両手を合わせ、何度も頭を下げました。

ふだんから付き合いのある相手です。困っているなら助けたいと思いましたが、お金の貸し借りとなると少し慎重になります。

「返すのは、いつごろになりそうですか。念のため、借用書も…」

すると親戚は、少し笑いながら言いました。

「来月には返すから、借用書なんていらないだろ」

身内を疑っているように思われるのも気まずく、僕はそれ以上言えませんでした。

結局、無理のない額をその場で渡したのです。

ところが、約束の月が終わってもお金は返ってきません。

気になって電話をかけると、親戚は面倒そうな声で答えました。

「ああ、あれか。まだ余裕がないんだよ」

「そうですか。じゃあ、いつごろなら返せそうですか?」

「身内なんだから、そう急かすなって」

それだけ言って、電話を切られてしまいました。

急かしたつもりはなかったのですが、こちらが悪いことをしたような気分になりました。

その後も何か月たっても連絡はなく、催促するたびに嫌な顔をされるのもつらくて、僕は悩んでいました。

法事の席で耳にした、親戚の旅行話

そんなある日、親族の法事がありました。

お経が終わり、本家の座敷で親族が食事をしていると、例の親戚が楽しそうに話し始めました。

「この前、家族で旅行に行ってきてさ。宿も料理もよくてな」

周りの親族は「いいですね」と相づちを打っています。

僕は黙って聞いていましたが、正直、複雑な気持ちでした。

お金を返す余裕がないと言っていたのに、旅行には行っていたのです。

食事が終わるころ、僕の視線に気づいたのか、その親戚が僕のそばに来て、軽く肩をたたきました。

「お金のことは、また来月話すな」

小声のつもりだったのかもしれませんが、近くの親族にも聞こえる声でした。

その何気ない言い方に、僕はとうとう黙っていられなくなりました。

立ち上がって親戚に向き直り、言いました。

「来月って、最初にそう言われてから、もう何か月もたってますよ」

親戚は少し驚いた顔をしました。

「いや、だから、まだちょっと厳しくて…」

「それは分かります。でも、旅行には行かれたんですよね。貸したお金のことも、ちゃんと考えてほしいです」

僕がそう伝えると、周りの親族も会話をやめ、こちらを見ていました。

親戚は気まずそうに視線を落としました。

すると、近くで話を聞いていた伯母が口を開きました。

「それは、先に返したほうがいいんじゃないの」

親戚は顔を赤くし、それ以上何も言い返しませんでした。

その翌週、貸したお金が僕の口座に振り込まれました。

返ってきたことには安心しましたが、こちらから何度も確認しなければならなかったことは、今でも少し残念に思っています。

それ以来、親しい相手でも返す日をはっきり決め、万が一返ってこなくても困らない額にとどめるようにしています。

ちなみに、次に親族が集まったとき、その親戚が旅行の話をすることはありませんでした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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