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「答えないってことは、結構したんだ」私のバッグまで値踏みするママ友。だが、何度も我慢していた私が本音を伝えた結果

  • 2026.10.31

公園で始まった値段のチェック

保育園で仲良くなったママ友とは、休日の朝によく近所の公園で会っていました。

どちらの子も2歳で、砂場ではスコップを貸し合いながら楽しそうに遊んでいます。

子ども同士の仲がいいこともあり、私も一緒に過ごす時間を楽しみにしていました。

ところが、ママ友がうちの子の服や持ち物の値段を気にするようになったのです。

ある朝、砂場から戻ってきたうちの子の上着を見て、ママ友が袖をつまみました。

そのままタグをのぞき込むと、こんなことを言ってきました。

「子どもの服、どこで買ったの?いくらくらいしたの?」

「ああ、もらいものも多いから、値段はあんまり分からなくて」

「ふうん、そうなんだ」

ママ友はそれ以上聞いてきませんでしたが、勝手にタグまで見られたことが少し気になりました。

それからも、会うたびに服や靴の値段を聞かれるようになりました。

しまいには、私の持ち物にまで話が及びます。

「そのバッグは?いくらだった?」

「これ?前から使ってるものだよ」

「ふうん。答えないってことは、結構したんだ」

そんなふうに言われると、どう返していいのか分かりません。

悪気はないのかもしれませんが、毎回値段の話になるのは正直疲れます。

子どもは公園に行きたがるのに、私はママ友と会うのが少しずつ憂うつになっていました。

ベンチで初めて伝えた本音

別の日の朝、公園のベンチには同じ保育園のママたちも座っていました。

子どもたちは目の前の砂場で、泥だらけになりながら山を作っています。

そこへママ友がやってきて、私の隣に座りました。

そして、私の上着を見るなり、いつもの質問をしてきたのです。

「その上着、どこの?高かったでしょ?」

ほかのママたちもいる前で聞かれ、私は少し返事に迷いました。

でも、ここでまた適当にごまかしたら、きっと同じことが続くのでしょう。

私はママ友のほうを向き、できるだけ穏やかに伝えました。

「ごめんね。値段のこと、毎回聞かれるとちょっと困るんだ。あんまりそういう話はしたくなくて」

「え?そうなの?変な意味はないんだけど」

ママ友は少し驚いたようでした。

すると、反対隣に座っていたショートカットのママが口を開きました。

「うん、分かる。私もあんまり値段の話はしないかな」

その向こうにいた帽子をかぶったママも、苦笑いしながら言いました。

「私もこの前、靴の値段を聞かれて、ちょっと答えに困ったよ」

ほかのママたちも顔を見合わせ、うなずいていました。

ママ友は膝の上でバッグの持ち手を握り、少し気まずそうな表情を浮かべました。

「別に、そういうつもりじゃ…」

小さくそう言ったきり、黙ってしまいました。

私も責めたかったわけではありません。ただ、これ以上値段のことを聞かれるのは嫌だったのです。

その後、話題は子どもたちの昼寝のことに移り、いつものような会話に戻りました。ママ友はしばらく静かに砂場のほうを見ていました。

それ以来、ママ友が私に服や持ち物の値段を聞いてくることはなくなりました。

少し気まずい思いはしましたが、あのとき自分の気持ちを伝えてよかったと思っています。

今ではまた、気楽に公園へ行けるようになりました。子どもたちは相変わらず仲良く、砂場で楽しそうに遊んでいます。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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