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ピンそばにズドン!と止める“高く上がるスピンボール”の打ち方を人気コーチが解説

  • 2026.10.30

7番アイアン以下でピンを狙うとき、ピン手前やハザード越え、奥ピンといった状況では、ただグリーンに乗せるだけでは不十分。ピンそばに落として止める球が必要だ。

今野一哉が、高く上がってスピンで止まる球の打ち方を解説する。ポイントはスタンスもフェースもオープンに構えることです!

※本記事は、ワッグル2020年4月号に掲載された記事です。

7番アイアン以下でピンを狙う 基本は高く上がってスピンで止まる球を打つ!

ピンを狙うとき、簡単な状況であればいつもどおりに打って乗せればOKですが、ショートしたくない「ピンが手前」「ハザード越え」や突っ込んで「奥にこぼしたくない」状況は、ピンを狙うとグリーンに乗らなかったり、次打が難しくなることがあります。こういう状況でベタピンにつけるショットは、スライス系の球筋が有効。高く上がってバックスピンが増える球筋で、ピンそばにズドンと落として止める球を打ちましょう。

ピンそばに「ズドン!」と落として止めたい状況

「ピン手前」の狭いエリアに落として止めたい!(左)「ハザードを越える」距離は打つけど止めたい!(中)「奥ピン」まで突っ込むけどこぼさずに止めたい!(右)

ピン位置によって左ツマ先の向きを変える

左ピンは左ツマ先を開く(左)。左ツマ先を開くと体がさらに回りやすくなるが、スライスの幅が大きくなってしまうこともある。でも、左サイドのピン狙いならOK。大きく右に曲がっても、グリーンの右サイドには乗ってくれる。

右ピンは両ツマ先とも正面(右)。右ピン狙いは左足を引いて、スタンスの向きだけを左(オープン)に。左ツマ先を開くときよりも体は回しにくくなるが、右に曲がりすぎないフェードが打てるのでグリーンの右にこぼれるのを防げる。

ハイスピンのハイボールを打つコツ スタンスもフェースもオープン!カット軌道で上半身を速く回す

高く上げてバックスピンで止める球筋は、オープンスタンスにして切り返し以降に体を回しやすい構えをとる。スイングはスタンスなりのカット軌道で、上半身をできるだけ速く回す。フェースを開いてもカットに打っても体を速く回すぶん飛ぶので、飛距離はいつもどおりの番手でOK。

フェースは「気持ち開く」でOK!

開くフェースの角度は、0.5番手ぶんロフトを寝かせる(2度くらい)。1番手ぶん(3~4度)寝かせてしまうと、飛距離が落ちてしまう。

ボールはオープンスタンスに対して半個ぶん右!

ボールはいつもの位置よりも半個ぶん右にセットするが、オープンに構えたスタンスの向きの真ん中に対して右寄りにする。正面からチェックして、右に寄っているのは右に寄せすぎ(×)。真ん中にあるのは〇。

ボールを右に寄せるとダフらない、引っかからない!

半個ぶん右寄りにセットしたボールを打つと、ダフりにくいし、ハンドファーストで打ちやすいのでミートできる。フェースを返す前にヒットできるから、フック系の球筋など逆球が出るのを防げる。

いかがでしたか? オープンスタンス&フェースオープンで上半身を速く回せば、高く上がってピンそばで止まる球が打てます。ピン位置に合わせてツマ先の向きも工夫してみてくださいね。

レッスン=今野一哉
●こんの・かずや/1982年生まれ、千葉県出身。蝶ネクタイをトレードマークに、さまざまなメディアでレッスンやギアを解説。首都圏でアマチュアへのレッスンやラウンドレッスンを頻繁に行っている。

構成=野中真一
写真=圓岡紀夫
協力=木更津ゴルフクラブ

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