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プロ8人のスイングを徹底解説!すぐマネできる安定感の秘けつって?

  • 2026.10.30

ツアーの部門別ランキング1位の選手にはトップになったワケが必ずある!そのワケを連続写真から探りながら、簡単にマネるコツを奥嶋誠昭に聞いてみた。

体重移動を使って横の動きを大きくする

プロ8人のスイングを徹底解説!すぐマネできる安定感の秘けつって?
右足に体重を乗せるには、トップまでにしっかり腰を回すことが大事。捻転差も生まれ、パワーが溜まっていく(1番右)

鈴木選手のスイングの特徴は、横へのスライドが大きいこと。大きくスライドすることで捻転差を作り、パワーを溜める。これが小柄でも飛ぶ秘けつです。

この動きをマネるには、体重移動が不可欠。腰の回転を使いながら、バックスイングでしっかりと右足に体重を乗せ、ダウンスイングからインパクトにかけて左足に移す意識を強くもちましょう。

プロ8人のスイングを徹底解説!すぐマネできる安定感の秘けつって?
体重を左足に移動させてインパクト。体重移動がうまくできれば飛距離を伸ばせる(右から2番目)

最初はクラブを持たずにシャドースイングすれば、体重を左右に移動させる感覚をつかみやすい

フェース向きが安定するシャロー軌道で振る

プロ8人のスイングを徹底解説!すぐマネできる安定感の秘けつって?
左手首を手のひら側に折ったまま切り返す。前傾のキープも重要(1番右)

今平選手の長所は、トップでの左手首の角度。左手首を手のひら側に折ったままダウンスイングすると、クラブがシャローな軌道になります。

シャロー軌道はフェース面がスクエアになるので方向性のブレが減り、球のつかまりがよくなる。左手首を甲側に折ってしまうと、ダウンスイングでフェースが開きやすくなる。スライスだけでなく、ダフリやトップの原因にもなるので注意してください。

プロ8人のスイングを徹底解説!すぐマネできる安定感の秘けつって?
シャロー軌道はインパクトゾーンが低く長くなるので、ミート率が上がる(左から2番目)

左手首を手のひら側に折る

左手首を甲側に折る

後方から切り返したときの手元をチェック。左手の甲が少し見えていればOK(O)。甲側に折れていると指しか見えない(×)

スイングプレーンがフラットになるシャロー軌道は、フェースの向きが安定しやすいので、スクエアフェースでヒットできる

左肩の高さと頭の向きに注目!

プロ8人のスイングを徹底解説!すぐマネできる安定感の秘けつって?
インパクトのギリギリまで、左肩を上げないから前傾がキープできる(1番左下)

方向性がバツグンにいい稲森選手と酒井選手。稲森選手はスイング中、ずっと前傾姿勢をキープしていますが、これが曲がらない秘けつ。前傾キープはスイング軌道やフェース面のズレを防ぐので方向性が安定するのです。前傾は左肩を上げないように意識することがポイントです。

酒井選手は、ダウンスイングで頭を残さず、体と一緒に回しています。頭を一緒に回すことで上半身が回りやすくなる。そうするとインパクトで手元が詰まらず、クラブが抜けやすくなるので右へのミスが防げる。スムーズな回転で方向性をよくするスイングですね。

プロ8人のスイングを徹底解説!すぐマネできる安定感の秘けつって?
頭を残さず、体と一緒にターン。インパクト前に目標を向くくらい頭が左に回っている(1番左下)

前傾をキープするためには左肩を低く動かす。クラブを持たずに左肩の高さを意識して素振りをしてみよう

回転力がないと右にも左にも曲がってしまう。スムーズに回転できない人は、ダウンで素早く顔を目標に向けてもOK

無理に頭を残そうとすると、体の回転が止まってしまう

インパクトまでの助走距離を長くして飛距離アップ

プロ8人のスイングを徹底解説!すぐマネできる安定感の秘けつって?
クラブを立てて振り上げ、最後にコックを入れてシャフトクロスのトップに(1番右上)インパクトでは、少しジャンプするように左ヒザを伸ばして打っている(右から3番目、下)

ドライビングディスタンス上位の選手に共通するのはハイトップ。そしてオーバースイング気味であることです。インパクトまでの助走距離は、長ければ長いほどヘッドスピードが上がるので飛距離が出ます。助走距離を伸ばすためには、体のタテの動きに注目しましょう。

穴井選手はトップで少し前傾が起きる。キム選手は手元をかなり高い位置に上げています。そこから一気に縮むようにダウンスイング。さらにインパクトでは少しジャンプして体を伸ばします。この「伸びる→縮む→伸びる」の動きは、飛ばし屋に共通するポイントです。

プロ8人のスイングを徹底解説!すぐマネできる安定感の秘けつって?
ノーコックのバックスイングで、クラブを大きく振り上げている(左から2番目、上)クラブを立てて振り上げ、最後にコックを入れてシャフトクロスのトップに(1番右上)

ハイトップのオーバースイングはトップで右ワキをあけて、体をタテに動かすイメージで作る。ダウンスイングでもタテに振り下ろす

右拇指球で蹴ることでスイングがスムーズに

プロ8人のスイングを徹底解説!すぐマネできる安定感の秘けつって?
右拇指球に力をかけて左足を伸ばし、体が左に流れるのを防ぐ。安定感を武器にバーディチャンスを増やす(左から2番目、下)

スイングは体重移動を使い、スムーズに回転することで安定します。石川選手はトップからインパクトにかけて右足拇指球に力をかけている。これは、体が右に残るのを防ぎ、体の回転とフェースの向きを同調させることに繋がります。また、スイングの最下点が自然と左になるので、ハンドファーストで打つこともできます。

右足拇指球に体重を乗せる(○)。ツマ先に体重が乗ると体重が右に残ってしまう(×)

体重を右足拇指球に乗せたら、そこを支点に回る。そうすれば、体重移動も体の回転もスムーズになる

落下エネルギーを使ったシンプルスイング

プロ8人のスイングを徹底解説!すぐマネできる安定感の秘けつって?
クラブを上げて下ろすだけのシンプルなスイング。このシンプルさはプレッシャーにも強く、バーディを量産する(右から3番目、上)

渋野選手のアプローチは、クラブをタテに振るが特徴的です。タテに上げてもフェース面は変えずにスクエアな向きをキープ。シンプルですが、フェースの向きがズレないし、クラブをタテに落下させることでボールにしっかりとパワーを伝えられる。つかまりもよくなる打ち方です。

フェースの向きを変えるとズレに繋がることもある。アドレス時のスクエアな向きをキープしたほうがシンプルでズレない

いかがでしたか? プロの打ち方を参考にしてみてください。

鈴木愛/Ai Suzuki
2019シーズン女子賞金ランキング1位
平均パット数1位

今平周吾/Shugo Imahira
2019シーズン男子賞金ランキング1位
メルセデスベンツランキング1位
平均ストローク1位
パーキープ率1位

稲森佑貴/Yuki Inamori
2019シーズンフェアウェイキープ率1位

酒井美紀/Miki Sakai
2019シーズンフェアウェイキープ率1位

C・キム/Chan Kim
2019シーズンドライビングディスタンス1位

穴井詩/Lara Anai
2019シーズンドライビングディスタンス1位

石川遼/Ryo Ishikawa
2019シーズンバーディ率1位

渋野日向子/Hinako Shibuno
2019シーズンバーディ率1位
パーブレイク率1位

解説・レッスン=奥嶋誠昭
●おくしま・ともあき/1980年生まれ。世界最先端機器を駆使し、スイングを科学的かつ客観的に分析。ツアープロのコーチや「ザ・リアル・スイング・ゴルフスタジオ」(横浜市)を拠点にアマチュアへのレッスンも行なっている。

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