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親友に「ごめん、ちょっとバタバタしてて!また連絡するね」と返した私が、誕生会の招待を早めたわけ

  • 2026.10.30
ハウコレ

親友から届いたメッセージに既読だけをつけたまま、返事の下書きを何度も消しました。ようやく送った一言を見直したとき、決めていた準備の順番を変えることにしたのです。

始まりはその数日前でした。机に広げたノートには、店の候補と、親友以外の4人で出し合ったプレゼントの案が並んでいました。そこへ届いたのは、いつもの5人のグループチャットの通知です。友人の1人が、送る先を間違えていました。

親友の名前がないグループ

大学のサークル仲間で、親友の誕生日を祝おうと言い出したのは私でした。親友以外の4人で新しいグループを作り、「作戦会議」と名前をつけました。店選び、プレゼント、当日の段取り。全部決まってから、親友を入れた別のグループで招待するつもりでした。

間違えて届いた「じゃあ続きは新しいグループで!」は、送った友人がすぐに取り消しました。作戦会議のほうにその友人から「ごめん、送る先間違えた」と届き、私は「たぶん見られてないよ」と返しました。取り消しの表示が残れば、何かあったことは伝わる。分かっていて、そう打ったのです。

それから、いつものグループには誰も書き込まなくなりました。うっかり漏らすのが怖くて、4人とも作戦会議でばかり話していたからです。

既読をつけたまま消した下書き

数日後、いつものグループに親友からメッセージが届きました。

「今週みんな忙しい?」

開いた瞬間に既読がつき、作戦会議に「どうする?」と打ちました。店の予約は、まだ確定していません。今誘えば、全部が中途半端なまま知られてしまう。本当のことを書けないまま、下書きを何度も消しました。

結局送ったのは、「ごめん、ちょっとバタバタしてて!また連絡するね」。バタバタしていたのは、親友の誕生日の準備のためです。嘘ではないと自分に言い聞かせて、送信を押しました。

送ったあとで、画面を見直しました。4つの既読の下に、私の返事が1つだけ。親友の側から見たら、この画面はどう読めるのか。考え始めると、ノートの店の候補が目に入らなくなりました。

予定より早く押した招待

作戦会議に「もう呼んでいい?店はあとで決めればいいから」と送ると、3人から「いいよ」が続けて返ってきました。

親友用のグループは、準備が整ってから作る予定でした。名前だけは前から決めていた「誕生会・主役ご招待」。それを入力して4人で入り、親友を招待しました。続けて「遅くなってごめん!主役はこっちのグループね」と送り、店の予約はそのあと急いで確定させました。

しばらくして参加の表示が出て、親友からハートのスタンプが1つ届きました。

そして...

誕生日当日、個室の店に入ってきた親友に、4人でアルバムを手渡しました。昔のチャットから写真を集めて、私が作ったものです。ページをめくりながら、親友は笑って言いました。

「ほんとに私だけ外されたのかと思った」

私は「ごめん、全部そろえてから呼びたかったの」と両手を合わせました。招待を急いだ理由は、その場では口にしませんでした。

全部そろえてから、と決めていた順番を崩したのは、あの4つの既読の下に、親友を1人で置いておけなかったからです。すぐに並んだ3つの「いいよ」を見て、そう思っていたのは私だけではなかったと知りました。

(20代女性・販売職)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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