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【キッチン実例&カタログ】シルバーと工芸が溶け合う、韓国のモダンな感性

  • 2026.10.26
MAENG MIN HWA

韓国で料理スタジオ、サロン・ド・クックを主宰するキム・ユソン。イタリア旅行で出合った、モダンでスタイリッシュなキッチンを愛用している。『エル・デコ』2026年10月号より

MAENG MIN HWA

美しさと機能性を備えた理想のパートナー

韓国で料理スタジオを主宰するキム・ユソン。ダイニングには10人は着席できる巨大なテーブルが配され、その向かい側には、長い間待ち続け、1年前にようやく手に入れたオフィチーネ・グッロのキッチンが鎮座する。

<写真>イタリア・フィレンツェ発のラグジュアリーキッチンブランド、「オフィチーネ・グッロ」でカスタマイズした料理家のキム・ユソンのキッチン。素材は装飾性の高いクロムを採用した。

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「28歳の時、イタリア旅行中にショールームを訪れました。当時は特段、料理に興味があったわけではないのですが、その光景が頭から離れませんでした」とキム。機能や素材にはとことん、こだわった。IHとガス、両方のコンロを設置し、仕上げにはステンレススチールではなく、高級感があり装飾性の高いクロムを選んだ。「細かい傷も愛おしく、見続けても飽きません」

<写真>壁面もキッチンと同様のシルバーに統一。調理をする際の利便性を考え、壁に備え付けるタイプの水栓、ポットフィラーを設置した。

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高い火力を求め、ガス管を家庭用から業務用へと変更。「適切に使いこなすことこそが、このキッチンに対する礼儀だと思っています」と語るキム。家族の食を支え、生徒に料理を教え、誰よりもキッチンで長い時間を過ごすキム。彼女が定義する「よいキッチン」とは、一体、何なんだろうか。

<写真>使用頻度の高い調理器具を収納している引き出し。上段に調理器具、下段には大きめのボウルなどが入る。

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「よいキッチンとは、つまり私にとって居心地のよい場所なんです」と語り、続ける。「そういう意味で、ここはまだ『よい』場所とは言えません。完全には使いこなせていませんからね」

それでは、気に入っている点は?と尋ねると、「美しさです」と即答するキム。「多少の違和感や不便さを我慢できるほど。こんなに美しいパートナーと暮らすなんて、悪くない選択ですよね」。そう言って、彼女はキッチンを満足げに見つめた。

<写真>10人掛けのダイニングテーブルは、ヴィンチェンツォ・デ・コティスがデザインしたもの。壁付けの収納棚と照明、テーブルに置かれたトレーはアーティストであり、漆工芸作家として活動するホ・ミョンウクの作品。

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Reflect the COOL

シルバーやガラスが食卓をクールに照らす、モダンな感性が息づくキッチンプロダクトを厳選紹介。

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クリストフル

ジュエリーデザイナーのシャルロット・シェネがデザインしたカトラリーセット。オブジェのようなケースに24本のカトラリーが収まる。

“カルーセル カトラリーセット” ¥790,900/クリストフル 青山本店

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SANEI

無駄をそぎ落とし、水を使う動作を突き詰めたデザインが特徴の水栓。

“SUTTOシングルワンホールスプレー混合栓” ¥92,400/SANEI

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HORANG

韓国人デザイナーのクオデュオが手掛けたスプーンと箸のセット。フラットで持ち手に向かって丸みを帯びたデザインが新鮮だ。

“SEON (線)”/thehorang.com

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ジョージジェンセン

「ジョージ ジェンセン」を代表するベルナドッテコレクションにソースボートが追加。ベースに施された、さりげない溝模様が特徴。

“ソースボート” ¥18,150/ジョージ ジェンセン ジャパン

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コッパワークアンドアート

真竹を編み上げた清涼感あふれる、持ち手付きかご。野菜や果物入れとしても楽しめる。

“手付きこかご 猫の頭” ¥6,600/ELLE SHOP

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NRセラミック

韓国発の陶磁器ブランド、「NRセラミック」の曲線が美しいライスボウル。

“SO-AK ライスボウル”/en.nrceramics.com

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シボネ

人の手跡が残るものづくりを行うブランド、「幻壱」と「シボネ」がコラボレーション。ステンレスに不均一に熱を加え、奥行きのある質感を生み出した。

“幻壱 プレート L” ¥8,800/シボネ

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LSA

フルーツボウルとしてディスプレイしたり、サラダを入れたりと使いやすい「LSA」のシンプルなガラスボウル。

“サーブ ローボウル” ¥16,500/リビング・モティーフ

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『エル・デコ』2026年10月号

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