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「色々頼ませて、そうやって儲かるつもりなんだろ!」回転寿司で私を叱り続けた男性客。だが、私が開いた注文の履歴を見た結果

  • 2026.10.24

隣の席の女性に頼まれたこと

学生のころ、私は回転寿司店でホールのアルバイトをしていました。

ある夜、カウンター席で食事を終えた女性のお客様が、帰りぎわに私を呼び止めました。

「すみません。お隣の方、回転寿司は初めてみたいで。少し教えてあげてもらえませんか?」

女性が示した隣の席には、タッチパネルを前に困った顔をした男性客が座っていました。

私が近づくと、男性は画面を指さしました。

「これ、どうやって頼むんだ?よく分からなくてさ」

「こちらから食べたいものを選んで、最後に注文ボタンを押すんです」

操作を説明すると、男性は画面の写真やレーンを流れる皿を見ながら、次々と食べたいものを指さし始めました。

「それと、それも。あとは、あれだ」

「こちらですね。これも注文しますか?」

私が一つずつ確認すると、男性はそのたびにうなずきます。

私は言われた品を画面で探し、男性に確認してもらってから注文を進めました。

慣れない操作で困っているようだったので、少しでも手助けになればと思っていました。

長い説教のあとに開いた画面

しばらくすると、注文した寿司が次々と届き始めました。

カウンターに皿が並んでいくと、男性は急に険しい表情になりました。

「なんだ、こんなに来るのか」

そして、そばにいた私に向かって声を荒らげたのです。

「色々頼ませて、そうやって儲かるつもりなんだろ!」

突然の言葉に、私は驚いてしまいました。

「えっ……いえ、あの、私は……」

「親切なふりして、客に余計なものを買わせるのか!」

男性は、私が勝手に注文を増やしたと思っているようでした。

周りのお客様も、何事かとこちらを振り向いています。

私は説明しようと思いましたが、男性の話はなかなか終わりません。困惑しながらも、ひとまず頭を下げて聞いていました。

ようやく男性が話し終えたところで、私はタッチパネルに手を伸ばしました。

そして注文履歴を開き、男性に見えるように画面を向けました。

「お客様、こちらが今日のご注文の履歴です」

男性が画面をのぞき込みます。

「こちらのお寿司も、こちらも、先ほどお客様に確認してから注文しました。覚えていらっしゃいますか?」

画面には、男性が先ほど指さしていた品が並んでいました。

「私は、ご希望のものを一緒に選ぶお手伝いをしただけなんです」

男性は何も言わず、しばらく画面を見つめていました。

先ほどまでの勢いはなくなり、カウンターには気まずい沈黙が流れます。

やがて男性は黙って会計のボタンを押しました。

「ありがとうございました」

私が頭を下げると、男性はうつむいたまま席を立ち、足早に店を出ていきました。

そのとき、後ろのテーブル席にいたお客様が、私に向かって小さくうなずいてくれました。

何も言い返さずに終わるかと思っていたので、注文した内容をきちんと確認してもらえて、少しほっとしました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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