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夫の上着から出てきた見知らぬ鍵。不倫を確信した妻が、元システムエンジニアの経験を生かして夫と不倫相手を地獄へ案内する!【書評】

  • 2026.10.21

【漫画】本編を読む

幸せな結婚生活がたった1つの鍵から崩れ始めていく——。『合鍵不倫、地獄まで案内するね』(玉光:原作、コハダさんさん:漫画/KADOKAWA)は、夫の不貞行為を知った妻が、自分と娘を守るために反撃に乗り出す不倫サスペンスだ。

8年前に中古マンションを購入し、そこで夫・翔太と6歳の娘・美和と3人で暮らす38歳のあかりは、専業主婦として日々家事と育児をこなしていた。そんな彼女を悩ませているのが、何かと家庭のことに口を出してくる義母の存在だ。義母はなぜか、あかりが使っているシャンプーや冷蔵庫の中のことを知っており、それらに対してダメ出しをしてくるのだ。義母が勝手に家に入っていると思ったあかりは、夫がネットで合鍵を注文した履歴を発見し、それを義母に渡していたことを知る。

そんなとき、あかりの前にもう1つ、さらに不穏な鍵が現れる。翔太の上着のポケットからシリアルナンバーのない謎の鍵が落ちてきたのだ。しかも、夫が翌日の早朝に帰宅してきたと思ったら、自宅マンションの地下駐車場で見知らぬ若い女性と密会しているところを目撃してしまう。「同僚を送って遅くなった」と嘘をつく夫に怒りを覚え、謎の鍵を手がかりに不倫を暴き出すことを決意する。

夫の持っていた鍵が家の中のどの鍵穴とも一致しないことを確かめたあかりは、鍵屋に持ち込んでみると、「ディンプルキー」という防犯性の高い合鍵であることが判明する。夫がどこか別の家の合鍵を持っていたという事実にショックを受けた上に、不倫相手の女性から挑発するようなメッセージが届く。限界を迎えたあかりは、夫と不倫相手を地獄へ案内するために動き出すのだった。

元システムエンジニアという才能と発想を駆使しながら反撃の準備を進めていく姿がとても頼もしく、この状況をどのようにひっくり返すのか、読み進めていくほどに期待が高まっていくだろう。果たしてあかりが用意する地獄とはどのようなものか。最後まで見届けてほしい。

文=ちゃむ

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