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【連載】人気シェフに習う、食パンアレンジレシピ Vol.5「デリーモ」江口和明さん

  • 2026.10.21
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いつもの食パンがシェフの技でワンランク上のおいしさに。身近な食材を使い、驚くほど簡単に仕上がるトーストレシピをご紹介。プロのテクニックを味方につけて、朝食やブランチ、おやつといろんなシーンで活躍する一皿を早速作ってみよう!

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Photo : SHINTARO OKI Cooking : KAZUAKI DEGUCHI

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サプライズで定番メニューがバージョンアップ!

全国に店舗を構え、パフェやショコラ、ケーキの数々で絶大な人気を誇るパティスリー&ショコラトリー「デリーモ」。シェフを務めるのは、パフェブームの火付け役であり、登録者数40万人を超えるYouTubeチャンネルやSNSでも高い注目を集めるショコラティエの江口和明さん。

「変わることのない最高のおいしさを」という想いのもと、美しく驚きに満ちたスイーツで全国のファンを魅了し続けている。そんな江口さんが今回教えてくれるのは、口溶け滑らかなフレンチトースト。

「子どもの朝ごはんに作ってるんです。時間? まさに時短です。だからこそ、少し工夫をプラスします。それだけでおいしさがぐっとアップしますよ」

なんともうれしい一言。江口さんならではの遊び心が光るフレンチトーストレシピをご紹介。

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挟むのではなく、パンにチョコを入れるアイデア

「フレンチトーストからチョコレートがトロッとあふれるんですよ」と江口さん。

そう聞いて食パン2枚でサンドするのかと思いきや、厚切りの食パンに切り込みを入れ、チョコレートをぎゅっと詰めた。これなら横からチョコレートが出る心配もない。さらに爪楊枝などで口を留める必要もなく、手軽に準備も完了する。

「ポイントは4枚切りなどの厚切りで、小ぶりな食パンを使うこと。牛乳の入ったミルクブレッドなら、さらにおすすめです」

中身はチョコレートに限らず、ピーナッツバターやジャム、さらにはハムやチーズを入れて甘くないサレ系にするなど、汎用性の高さも魅力。

「好きな具材を何でも入れられるので、アレンジを考えるのも楽しいですよね」。アイデアひとつで広がる、自由度の高いフレンチトーストの提案だ。

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30分以内に完成が嬉しい!

アパレイユは卵と砂糖、牛乳のみと至ってシンプル。「フレンチトーストに生クリームを添えることも多いですが、もし余ればアパレイユに混ぜれば、よりリッチな味わいになっておいしいですよ」と江口さん。

チョコレートを詰めた食パンをボウルに入れたら、軽く押して液を浸透させる。片面5分ずつ、合計10分ほど浸すだけでOKという手軽さも魅力だ。(食パンの種類によって染み込み具合が異なるため、時間はお好みで調整を)

おいしく焼き上げるコツは、フライパンのバターをふつふつと気泡が出るまでしっかり温めること。「バターの泡立ちは水分が蒸発しているサイン。この泡が少し落ち着いたタイミングでパンを入れると、焦げずにきれいな焼き色に仕上がります」

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ふたをするのがマスト!

焼くときのポイントは2つ。ひとつはふたをして蒸し焼きにし、中までしっかり熱を通すこと。

もうひとつは、最後まで弱火と中火の間をキープすることだ。アパレイユをたっぷり吸い込んだパンは焦げやすいため、強火だと中まで火が通る前に表面が焦げてしまう。

逆に弱火すぎても時間がかかり、水分やバターが溶け出してベチャッとした仕上がりになってしまうと江口さん。

弱火と中火の絶妙な火加減でじっくり焼くことで内部までふっくらと火が通り、表面の水分がほどよく飛んで香ばしくカリッとした食感に仕上がる。

片面を3分ほど蒸し焼きにし、程よい焼き色が付いたら裏面も同様に3分ほど焼く。

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ぷるるん食感に濃厚な味わいがクセになる!

お好みで泡立てた生クリームを添え、仕上げに粉糖を振れば完成。

フォークを入れると、蒸し焼きにされてとろけたチョコレートが中からトロ~リとあふれ出る。外はカリッと香ばしく、中は驚くほどふわとろ。

今回はビターチョコを使ったことで、優しい甘さの生地にコクが重なり、リッチな味わいに仕上がっている。

「生クリームにラム酒を少し加えれば大人の味わいに。バナナやりんごを一緒に焼いて添え、メープルシロップをかければデザート感もアップします」と江口さん。

具材からトッピングまで自由自在にアレンジでき、朝食からブランチまで幅広く楽しめる最高の一皿。試さない手はない!


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変わることのないおいしさを追求!

東京をはじめ関西にも店舗を展開するパティスリー&ショコラトリーの「デリーモ」。

店名の「デリーモ(DEL'IMMO)」は、「delicious(おいしい)」とフランス語の「immobile(変わらない、不動の)」を重ねた造語で、変わらぬおいしさを届けたいという想いが込められている。

シェフの江口和明さんはチョコレートに魅せられてショコラティエの道へ。素材の魅力を最大限に引き出したショコラをはじめ、プティガトーや焼き菓子など、独創的なスイーツの数々を手掛け、全国にファンが多いのも納得だ。

なかでもブランドを象徴するのが、店舗ごとに異なる表情を見せる芸術的なパフェ。カカオの深みとフルーツなどの厳選素材を緻密に組み合わせた一杯は、味覚だけでなく視覚までも満足させるものばかり。

最近はこれからお店を持つ人たちに向けてお店の作り方を指南した「ブレない菓子店のつくり方」(柴田書店)も出版して、話題になっている。

パティスリー&カフェ デリーモ 東京ミッドタウン日比谷店
住所/東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷B1
営業時間/11:00~23:00(22:00L.O.)
定休日/施設に準ずる
公式HP

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