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鈴木愛理が明かすTHE RAMPAGE吉野北人との撮影現場「初対面はキラキラオーラに圧倒された」ゾンビコスプレで距離縮まる

  • 2026.10.21

近年はドラマ『推しが上司になりまして フルスロットル』(2025年)や映画『ただいまって言える場所』(2026年)などの主演を務め、話題のドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』(2026年)、『クロスロード 〜救命救急の約束〜』(2026年)にゲスト出演するなど注目を集めている鈴木愛理さん。

吉野北人さん(THE RAMPAGE)とW主演を務めた『昨夜は殺れたかも』では、“敏腕社長”であることを隠して普通の主婦として暮らす藤堂咲奈を演じている。

映画『昨夜は殺れたかも』で吉野北人さんとW主演を務めた鈴木愛理さん 撮影=小嶋淑子
映画『昨夜は殺れたかも』で吉野北人さんとW主演を務めた鈴木愛理さん 撮影=小嶋淑子

インタビューでは、それぞれ裏の顔を持つ仲良し夫婦が、勘違いから“殺し合い”に発展していく波乱の物語を描いた本作の撮影秘話や役柄について、共演者とのエピソード、さらに今後挑戦したい作品のジャンルなどを語ってくれた。

夫婦が騙し合いをする場面は「思わずクスッと笑ってしまうようなかわいさがあって、すごく好きなポイントでした」

――藤石波矢さんと辻堂ゆめさんによる人気小説が原作の本作。最初に脚本を読まれたときはどんな感想を持ちましたか?

【鈴木愛理】まず原作を読んだときに、小説だからこそ成立しているトリックなのかなと思う場面がけっこうあって、それをうまく映像化できるんだろうかと少しドキドキしたんです。そのあと、脚本をいただいて読んでみたら、原作よりコメディ度が増していてすごくおもしろかったので、“この脚本なら成立しそう”と思ったのを覚えています。

――特に“おもしろい”と思ったのはどんなところでしたか?

【鈴木愛理】夫婦で殺し合いをするのですが、その方法がどれもユニークで、たとえば“階段にワックスを塗って相手を転ばそうとする”とか(笑)、思わずクスッと笑ってしまうようなかわいさがあって、そこがすごく好きなポイントでした。二人とも何度も失敗するので、脚本を読みながら“まだやるの?”って何度もツッコミを入れていましたね。こういう展開の作品は初めてだったので、ワクワクしながらクランクインを待ちました。

撮影=小嶋淑子
撮影=小嶋淑子

――夫をこよなく愛する専業主婦でありながら、実は若くして起業した帰国子女の敏腕社長という裏の顔を持つ藤堂咲奈を演じ分けるのは大変だったのではありませんか?

【鈴木愛理】先に敏腕社長のパートを撮って、そのあと吉野さん演じる夫・光弘とのシーンの撮影だったので、演じ分ける必要がなかったというか、わりとスムーズにお芝居できたように思います。表向きには二面性があるように見える咲奈ですが、根本にあるものは専業主婦も敏腕社長も一緒なので、思いのほか苦労することなく、ヘアメイクや衣装に助けてもらいながら楽しく演じることができました。

【写真】“敏腕社長”であることを隠して普通の主婦として暮らす藤堂咲奈(鈴木愛理さん) (C) 2026映画『昨夜は殺れたかも』製作委員会
【写真】“敏腕社長”であることを隠して普通の主婦として暮らす藤堂咲奈(鈴木愛理さん) (C) 2026映画『昨夜は殺れたかも』製作委員会

――咲奈のファッション、ヘアメイクがとってもすてきでしたが、ビジュアルに関して鈴木さんがこだわった点があれば教えていただけますか?

【鈴木愛理】衣装もヘアメイクもスタッフさんと相談しながら一緒に作らせていただきました。ヘアメイクのポイントとしては、咲奈が出勤する際につけまつ毛をつけて出かけるところですかね。彼女は帰国子女なので、つけまつ毛という日本のベースメイクにはないものを足してみました。

――ナイフや銃を用いたアクションにも挑戦されていましたが、アクションシーンの撮影はいかがでしたか?

【鈴木愛理】ガンアクションに挑戦するのは今回が初めてだったので、発砲音にビビってしまい、カットがかかった瞬間に「わー!」とか「ひゃー!」と叫んでいたんです。そしたらアクションの先生に「危ないから集中して!撃つ瞬間は瞬きしないように」と言われたので、目をつぶらないように必死だったのを覚えています(笑)。難しい撮影でしたが、ちょっと癖になる楽しさでした。

撮影=小嶋淑子
撮影=小嶋淑子

秘密を持つ役柄との違い「グダグダな姿もファンの方に見てもらっているので、隠したい姿がもはや自分でもわからなくて(笑)」

――吉野さんとはどのようにコミュニケーションを取っていましたか?

【鈴木愛理】雑談する中で、お互い田舎や散歩が好きという共通点を見つけまして、気づいたら仲良しになっていました。あと、吉野さんと初対面のときはあまりのキラキラオーラに圧倒されたのですが、ゾンビのコスプレをしているシーンの撮影では、ゾンビメイクだからなのかリラックスした状態でお話しできたのがよかったです(笑)。

――劇中では二人が殺し合いをするので、現場で距離を取っていたのではないかと思いましたが、和気あいあいとした雰囲気の中で撮影されていたのですね。

【鈴木愛理】“私たちって幼なじみだった?”と思えるぐらいわちゃわちゃしていました(笑)。もちろん、吉野さんだけじゃなく、監督やスタッフさんもアットホームな雰囲気を感じさせてくれるすてきな方々で、藤堂家のベランダで皆さんと休憩しながら雑談をする時間も楽しかったです。

咲奈の夫・光弘(吉野北人さん) (C) 2026映画『昨夜は殺れたかも』製作委員会
咲奈の夫・光弘(吉野北人さん) (C) 2026映画『昨夜は殺れたかも』製作委員会
(C) 2026映画『昨夜は殺れたかも』製作委員会
(C) 2026映画『昨夜は殺れたかも』製作委員会

――藤堂家のベランダは光弘がタバコを吸っていた場所ですよね?

【鈴木愛理】画面には映っていないのですが、ベランダにテーブルが置かれているスペースがあって、そこがみんなの憩いの場になっていました。待機中は吉野さんと「外の空気はいいよね〜」とか言いながら、ベランダで何気ない話をしたのもいい時間だったように思います。

撮影=小嶋淑子
撮影=小嶋淑子

――咲奈と光弘が言い合いをするシーンはテンポがよくおもしろかったのですが、それはお二人がしっかりと関係性を作っていたからなのですね。

【鈴木愛理】吉野さんとはいつもテンポよく会話が進んでいたので、それがそのままお芝居にも出ていたのかもしれませんね。

個人的には、コミカルなシーン満載の『推しが上司になりまして フルスロットル』の撮影が本作のクランクイン直前まで入っていたおかげで、わりとすんなり本作のコメディパートになじむことができたんじゃないかなと思っています。相手とのユーモラスな掛け合いシーンのテンポ感は、“推し上司”でかなり鍛えられましたから(笑)。

――敏腕社長であることを夫に隠している咲奈に共感できた部分はありましたか?

【鈴木愛理】気持ちを理解することはできたのですが、私は隠すのが苦手ですし、隠したいとも思わないので、そこは咲奈と完全に違うところかなと思います。たとえば、情報解禁前にも関わらずファンの方々にすぐ言いたくなっちゃうので、よくマネージャーさんに「もうちょっと我慢してください!」って注意されるんです(笑)。

ダメだとわかっていても全部言いたくなってしまって。あと、グダグダな姿もファンの方に見てもらっているので、今さら隠すこともないというか、隠したい姿がもはや自分でもわからなくて(笑)。

――街を歩いていてバレたくないと思うことは?

【鈴木愛理】いつバレても大丈夫でいたいというか、隠れる必要のない人生を送りたいと思っているんです。なのでお店も個室じゃなく普通の席に座るのが好きです。

撮影=小嶋淑子
撮影=小嶋淑子

鈴木愛理が今後挑戦してみたいジャンルを明かす

撮影=小嶋淑子
撮影=小嶋淑子

――近年はドラマ『推しが上司になりまして フルスロットル』や映画『ただいまって言える場所』などの主演作に加えて、ドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』の第6話、ドラマ『クロスロード〜救命救急の約束〜』の第2話と、それぞれ鈴木さんが演じられたキャラクターがSNSで大きな話題になっていました。

【鈴木愛理】主演やレギュラーのキャストだけではなく、あえて1話だけゲストで登場する役を演じると決めた年だったので、『冬のなんかさ、春のなんかね』や『クロスロード〜救命救急の約束〜』で多くの方から反響をいただけたのは本当にうれしかったです。

主演やレギュラーのキャストの場合、現場や作品の空気を作るところから始めますが、ゲストで参加する場合はすでに現場の空気ができあがったところに入っていくので、いつもとは違うお芝居ができてすごく新鮮でした。新しい刺激を受けて学べたこともたくさんありましたし、自分に足りないものを発見することもできて、ワクワクが止まらなかったです。もっともっとこういう経験を積んでいきたいと思いました。

――ちなみに、普段はどんな作品をご覧になりますか?

【鈴木愛理】昔から好きなのは『カルテット』で、少し前だと『ブラッシュアップライフ』、最近の作品では『イクサガミ』がおもしろかったです。

――『イクサガミ』をご覧になったのですね。先ほどガンアクションが「ちょっと癖になる楽しさだった」とおっしゃっていましたが、今後も本格的なアクションに挑戦したいお気持ちは?

【鈴木愛理】興味はあるのですが…どんくさいので難しいかもしれません…(苦笑)。

撮影=小嶋淑子
撮影=小嶋淑子

――本作ではゾンビメイクにも挑戦されていましたが、ホラー作品はいかがですか?

【鈴木愛理】ホラーは苦手なので積極的には観ませんが、勉強のために鑑賞することはあります。今回、ゾンビメイクは楽しかったのですが、それはほぼコントのようなシーンだったからなのかも。怖いのは苦手ですが、機会があればコミカルな要素のあるホラーに挑戦したいです(笑)。

――今1番興味のあるジャンルはなんでしょうか?

【鈴木愛理】『冬のなんかさ、春のなんかね』で挑戦した会話劇がすごく楽しくていい経験になったこともあり、アドリブに見えるぐらいの自然な会話がたくさん出てくる作品に興味があります。いつか坂元裕二さんやバカリズムさんが脚本を書かれた作品に出演できたらいいなぁと思っていますし、王道のラブストーリーにも挑戦してみたいです。

撮影=小嶋淑子
撮影=小嶋淑子
『昨夜は殺れたかも』のメイン写真 (C) 2026映画『昨夜は殺れたかも』製作委員会
『昨夜は殺れたかも』のメイン写真 (C) 2026映画『昨夜は殺れたかも』製作委員会

取材・文=奥村百恵

◆スタイリスト:森宗大輔(Daisuke Morimune)

◆ヘアメイク:福間友香/Tomoka Fukuma(VANITÉS)

(C)2026映画『昨夜は殺れたかも』製作委員会

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