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『TOKYO VICE』大ファンのルカ・サバト、笠松将との初対面に感激

  • 2026.11.7

ジム・ジャームッシュ監督の最新作『ファーザー マザー シスター ブラザー』に出演する俳優・モデルのルカ・サバトが来日。11月6日に都内で開催された最速試写会で、かねてから会いたいと願っていた日本人俳優との初対面を果たした。(フロントロウ編集部)

『TOKYO VICE』の大ファンが会いたがった相手

ステージに登場したのは、ドラマ『TOKYO VICE』で若きヤクザのリーダー・佐藤を演じた笠松将。ルカが同作の大ファンで、ぜひ笠松に会いたいと自ら希望したことから、今回のゲスト登壇が実現した。

初対面を果たしたルカは、「This Guy is サイコウ!」と英語と日本語を交えて笠松を絶賛。さらに、佐藤という役柄について「怒りや脆さ、葛藤を抱えているが、それを表には出さず、瞳だけの演技で表現することも。お芝居としても、めちゃくちゃ複雑」と、笠松の演技に惹かれた理由を詳しく語った。「大好きな『TOKYO VICE』の中でも、一番いい俳優」と称賛された笠松は、「いろんな先輩がいますから!」と慌てて謙遜していた。

笠松が「いつか日本の監督と日本のお金で作った作品を、アメリカやルカさんの住む地域の映画館に届けられたら」と目標を語ると、ルカは「Soon(すぐです)」とほほえみ、共演についても「ぜひ(一緒に)やってみたい」と前向きな姿勢を示した。最後は2人で握手を交わし、将来の共演を誓い合った。

1年間暮らした経験もある親日家

会場では「ちょっと日本語がわかります」と日本語も披露したルカ。日本に1年間滞在した経験があり、日本の映画やカルチャーが大好きだという。

東京との縁も深い。2022年に東京のウェブマガジン「sabukaru」の取材に応じた際には、「東京は、僕が最初に恋に落ちた街」と語り、商品の年代や希少性を細かく説明してくれる古着店や、渋谷のミュージックバーをお気に入りの場所として紹介していた。2023年には米メディア「Highsnobiety」の取材で、東京を拠点に月1回ほどのペースで日本を訪れていたことや、自身の初コレクションの生地選びや仕立てを日本の職人に依頼したことを明かしている。

今回の試写会でも、「日本の皆さんは、作品の背景にある歴史や参照、ニュアンスまで細かく見てくれる」と語り、日本の観客に対する信頼を示した。

ジャームッシュ監督作品への出演は2度目

今回の来日の目的は、11月20日に日本で公開される『ファーザー マザー シスター ブラザー』のプロモーション。同作はベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した3部構成のオムニバス映画で、ルカはパリを舞台にした最終話「シスター ブラザー」編に出演し、両親を亡くした双子の兄ビリーを演じている。

ジャームッシュ監督作品への出演は、自身の映画デビュー作『デッド・ドント・ダイ』に続いて2度目。「ジムは僕に“何か”を見つけて声を掛けてくれたんだと信じてがんばりました」と撮影を振り返った。同作には、先日の来日で役所広司とのサプライズ対面が話題となったケイト・ブランシェットも出演している。

『ファーザー マザー シスター ブラザー』は11月20日から全国公開される。

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