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松山英樹、タイガー、マキロイら注目選手5人のスイングをチェック! マネたいポイントをレッスン付で解説【マスターズまとめ】

  • 2026.10.21

今年も海外メジャーのマスターズトーナメントが開催される。今大会で活躍しそうな選手を東家賢政プロが予想。注目したいスイングのポイントをレッスン付で紹介します。

今回は、松山英樹、ブルックス・ケプカ、ローリー・マキロイ、バッバ・ワトソン、タイガー・ウッズの5人の注目選手のスイングをまとめて解説。ポイントは、アマチュアがマネたい部分をそれぞれのスイングから取り入れることです!

マスターズはアイアンショットの精度が高い選手が上位にきます。もちろん、アイアンをうまく打つためにも、ティーショットは失敗できません。ケプカや松山選手のようにインパクトゾーンが長い選手、バッバやマキロイのようにスピンコントロールがうまい選手、とくにマスターズはサウスポーが有利と言われているので、バッバは有利ですね。ディフェンディングチャンピオンのタイガーもオールラウンドプレーヤーですから期待できます。

松山英樹|左ヒジを伸ばしてコッキングをつくる

松山英樹、タイガー、マキロイら注目選手5人のスイングをチェック! マネたいポイントをレッスン付で解説【マスターズまとめ】
バックスイングでもダウンでも左ヒジをピンと張る

まず注目したいのが松山選手。松山選手のスイングは体がメインに見えますが、じつはコッキングの使い方がとても上手。特徴的な左肩からヘッドまでの距離が終始変わらない「左腕を伸ばした状態」でコッキングをしているので、手首が縦に鋭角に折れます。それをキープしたまま振り下ろすと、ダウンスイングでのタメができる。タメをインパクトに向けてリリースすると、ヘッドを一気に走らせられます。

左ヒジを伸ばしたまま手首を縦にコッキング

バックスイングで左腕を伸ばしたままコックすると、腕とクラブの角度が鋭角になりタメができる(○)。左ヒジを曲げるとこの角度が浅くなり、緩みも出てしまう(×)。

ブルックス・ケプカ|ワイドスタンスにすると下半身が安定する

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アドレスからフォローまでほとんど下半身が動いていない

ケプカのスイングの特徴は下半身の安定感。クラブの軌道やフェースコントロールの邪魔をしてしまう余計な動きがないので、フェースの向きが安定するし、ミート率もアップします。下半身の動きを抑えるには、ワイドスタンスがオススメです。ただ、スタンスを広げて打つと、体重移動がしにくくなるためパワーを出しにくい。飛ばすことより、方向性を重視したいときにマネたいアドレスとスイングですね。

スタンス幅を広めにして構える。下半身の動きは考えず、上体や腕、クラブの動きに集中してスイングしてみよう(○)。スタンス幅が狭いと、ヒザが曲がりやすい。下半身が不安定になるため、フェースの向きが不安定になってしまう(×)。

ローリー・マキロイ|インサイド・イン軌道で体の回転を止めない

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インパクトからフォローにかけても腰をしっかり回している

マキロイはフォローのときに左股関節の動きが止まりません。後方から見て、インパクト前にはお尻が後方を向いているのは、骨盤がしっかり回って体の回転を止めずにスイングしている証拠です。ここで、左足で壁を作る意識が強すぎるとボールに当てにいって振り抜けなくなってしまうので注意。しっかり振るためにはインサイド・イン軌道を意識。すると、腰が自然と回るでしょう。

小さい体格でも飛距離が出せる

インから下ろしたら、積極的にインに振り抜き、体の回転力を上げるスイングを意識しよう。

バッバ・ワトソン|右打ちも左打ちも左軸でスイング!

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インパクトで右足のツマ先が目標を向く

人間の体は左軸で回転しやすいようにできています。例えば陸上のトラックも左回り。これは、右回りだとスピードが遅くなってしまうからです。そのため、右利き、左利きに関係なく、左軸にしたほうが回転しやすい。サウスポーは普通、右軸で振り下ろしますが、バッバは左軸で振っていて、インパクトで右ツマ先がターゲット方向に向くくらい回転しています。だから驚異的に飛ぶのです。

左打ちの人は右ツマ先を動かして左軸で回転する

左軸でスイングするほうが、体は回転しやすい。左打ちの人も左軸回転を意識して振ってみよう。

タイガー・ウッズ|お尻の位置を安定させて再現性を高める

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アドレスからインパクトまでお尻は定位置から動かない

タイガーはスイング中、お尻の位置がつねに一定。アマチュアはダウンスイングで体が起き上がってしまい、お尻が前に出てしまうことがありますが、前傾姿勢を保ってスイングすれば体の前に空間ができるので、スイングプレーンがズレにくくなります。これは、壁にお尻を当てて固定しながら素振りをするドリルが効果的なので練習してみてください。

前傾姿勢で体の前の空間をキープ

お尻が壁やポールから離れたり、近づいて触れたりしないようにチェックしながらの素振りがオススメ。

いかがでしたか? マスターズの注目選手のスイングには、アマチュアがマネたいポイントがたくさん詰まっています。自分の課題に合った選手のテクニックを取り入れて、上達に役立ててくださいね。

松山英樹
●まつやま・ひでき/1992年生まれ、愛媛県出身。181cm、90kg。

ブルックス・ケプカ
●1990年生まれ、アメリカ出身。183cm、84kg。メジャー大会に強いことで有名。

ローリー・マキロイ
●1989年生まれ、北アイルランド出身。175cm、73kg。

バッバ・ワトソン
●1978年生まれ、アメリカ出身。192cm、82kg。12年のマスターズでメジャータイトルを手にする。

タイガー・ウッズ
●1975年生まれ、アメリカ出身。188cm、84kg。歴代2位のメジャー通算15勝、史上2人目のトリプルグランドスラム達成者。

解説=東家賢政
●とうや・よしまさ/1986年生まれ、熊本県出身。167cm、83kg。東北福祉大学を卒業し、08年にツアープロに転向。原江里菜など、女子プロのキャディを務めた経験も豊富。スイング研究が趣味でPGAツアーの観戦に行くこともある。

写真=田辺JJ安啓

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