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「一口くらいいいじゃん」毎回私の料理を勝手に食べる友人→次の食事で私は友人の料理にあることをしてみた

  • 2026.10.15
ハウコレ

私の料理には勝手に手を伸ばすのに、自分の料理は半分以上残してしまう友人。勝手に取っていくのは、なぜか私の皿からだけでした。ある日、私から一口分を先に分けてみたところ、友人はそれを食べずに押し戻してきたのです。

テーブルの向かいから伸びてきたスプーンが、私のオムライスの真ん中をすくっていきました。前の職場で同期だった友人とは、転職したあとも月に1回は食事をしています。ただ、この光景にだけはどうしても慣れることができませんでした。

断りもなく伸びてくるスプーン

友人が私の皿に手を伸ばすようになったのは、転職して半年ほどたった頃からです。料理が届くと、まだ口をつけないうちに、自分のスプーンやフォークで一番おいしそうなところを持っていくのです。オムライスなら卵のとろけた真ん中、グラタンなら焦げ目のついた端。

「ちょっと、まだ食べてないんだけど」

そう言っても、友人は決まってこう返しました。

「一口くらいいいじゃん」

自分の使いかけのスプーンで、断りもなく毎回。自分で選んでお金を払った料理の一番おいしい部分が、口をつける前に奪われてしまうのです。

「人の皿に勝手に手を出すの、やめてくれない?」

一度ははっきり伝えたこともあります。ですが友人は笑いもせず、次の食事でまた同じことを繰り返しました。

食べたいわけでもないのに

私の腹立たしさに拍車をかけたのは、友人の食べ方でした。私の料理を一口取ると、自分の皿にはあまり手をつけなくなります。ナポリタンを半分以上残して「もうお腹いっぱい」とフォークを置いた日もありました。食べたいわけでもないように見えるのに、私の皿には手を伸ばしてきます。

しかも、手を伸ばす相手は私だけ。共通の知人を交えて3人で食事をしたときは、自分の皿だけを黙々と食べ、知人の皿には目も向けませんでした。

ほかの人にはしない。つまり、「私なら何をしてもいい」と思われている。そうとしか考えられませんでした。

料理を口に運んだあと、こちらの顔をじっとうかがうように見てくるのも不快でした。強く言えない私を試しているようで、もう黙っているのはやめようと決めたのです。

友人の皿に先にのせたもの

次の食事の日、いつもの洋食屋で私はハンバーグを、友人はナポリタンを頼みました。

2つの皿が運ばれてくると、友人のフォークが動くよりも早く、私はハンバーグの端をひと切れ切り分けました。そしてそれを、友人のナポリタンの皿の端にのせたのです。

「はい、今日の一口。ここから先は私の分ね」

取られる前に、こちらから線を引く。どこまでが一口かを決めるのは私だと、はっきり分からせたかったのです。

ところが友人は、皿の端にのせられたハンバーグを見つめたままフォークを置いてしまいました。そしてしばらくしたあと、そのひと切れをすくい、私の皿へとそっと戻してきたのです。

「それじゃ意味ないんだよ」

困ったような声でした。勝手に取るのはよくて、差し出したものは受け取らない。その日、友人はナポリタンを最後まで食べ、私の皿には1度も手を伸ばしませんでした。

そして...

それから2回、友人と食事をしました。友人のフォークは終始自分の皿の上に留まっており、私の料理は最初から最後まで自分のものとして食べられるようになったのです。

望んだ通りの結果になったはずなのに、あの日戻されたひと切れのことが頭から離れません。「意味がない」とは、一体どういう意味だったのでしょうか。

2回目の食事の日も、自分のスプーンでオムライスの真ん中をすくいながら、向かいに座る友人を見ていました。食べたくもないはずの私の料理を、友人はなぜあれほど執拗に取り続けていたのでしょうか。

(20代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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