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蘇る17世紀の老舗「ダロワイヨ」。パティスリーから軽食までサロン・ド・テで。

  • 2026.10.13

Dalloyau(ダロワイヨ)の歴史が始まるのは1682年。時の王ルイ14世からシャルル・ダロワイヨが、フランスにおける美食の最高の称号である食膳係に任命されたのだ。フランス革命が起きるまで、ダロワイヨ家はその後4世代が王に仕えることに。1802年、ダロワイヨ家はパリに本拠地を移し、1820年にパリ初のサロン・ド・テを開いた。

格調高い佇まいのダロワイヨ。最寄りの地下鉄駅は St. Philippe-du-Roule。photography: Elise Dumas
アラバスターの丸いランプが印象的な店内。photography: Elise Dumas

それから1世紀が経過し、その伝説のアドレスであるフォーブル・サン・トノレ通り101番地がこの秋、美しくよみがえったのだ。ヴェルサイユ宮殿風のフローリングに、大理石、アラバスター、真鍮など高級素材を用いて貴族たちの個人邸宅のイメージで新装された店内はとても優美な雰囲気。様々な利用法に対応できる作りで、片側にはパティスリーやパンを販売する長いカウンター、もう片側はチョコレートやビスケットなどの棚で、奥がティールームとなっている。日本では少し大衆的なイメージのダロワイヨだけれど、パリではポテル&シャボ社という高級ケータリングの第一人者が新たなオーナーとなり、ダロワイヨという名前の響きに再び輝きをもたらす方向にある。その第一歩がこのサロン・ド・テ。この界隈には女性が気軽に軽食を取れる店がないので、朝食にティータイムにブランチにと頼もしい存在となりそうだ。

入って右手の長いカウンターはサントノーレやフルーツタルトなどのパティスリーに始まり、ソーセージロールや“シャルルの一口”と創業者の名前をつけたミニ・サンドイッチなどの販売へと。photography: Elise Dumas
メゾンのコードカラーであるブルーのパッケージに収められたチョコレートやクッキーなど。クマさんマシュマロは1袋10ユーロ。photography: Elise Dumas
左:焼きたてのパンも種類豊富。 右:落ち着きを感じさせるティールーム。photography: Elise Dumas
サラダ、サンドイッチなどで、ランチやブランチを。photography: Elise Dumas

有名なチョコレートのお菓子「オペラ」は1955年のダロワイヨのクリエイションである。シェフ・パティシエのマティルダ・フーレによる伝統の味をテイクアウトするもよし、イートインで味わうもよし。

奥のティールームでダロワイヨ生まれの銘菓オペラや、サントノレ、ミルフィーユといったクラシックなパティスリーティータイムを。

Dalloyau
101, rue du Faubourg Saint-Honoré
75008 Paris
営)8:00〜20:00(火~土)、8:00〜19:00(日)
休)月

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