1. トップ
  2. 暮らし
  3. 12月のれんこん支出 27〜30日の4日間で3割超

12月のれんこん支出 27〜30日の4日間で3割超

  • 2026.10.12

家計調査(二人以上の世帯)の日別の表で、れんこんへの12月の支出を2022〜2025年で比べると、27〜30日の4日間が月の31.7〜40.5%を占め、31日は4日間のどの日より少ない額でした。東京の市場への入荷は12月が最多で、産地は年末も茨城が9割5分前後です。

二人以上の世帯(単身世帯は入らない)の日別の家計の表で12月のれんこんを見ると、27〜30日の4日間だけで、月の支出の31.7〜40.5%を占めていました(2022〜2025年)。
一方で、大みそかの31日は4年とも、この4日間のどの日よりも少ない額でした。
東京都中央卸売市場に入るれんこんも12月が1年で最も多い月ですが、産地の顔ぶれは秋から年末まで変わらず、ほとんどが茨城です。

12月27〜30日の4日間で 12月の支出の31.7〜40.5%

総務省の家計調査には、二人以上の世帯の1世帯あたりの支出を品目ごと・日ごとに並べた表(第6-16表)があります。値はその日に買わなかった世帯も含めた平均なので、1日あたり数円の単位になります。12月の日別の値を足し、27〜30日の分が何%かを計算しました(この割合は編集部が出したもので、統計表には載っていません)。
・2022年:27〜30日 52.99円/12月 163.38円(32.4%)
・2023年:27〜30日 54.54円/12月 163.82円(33.3%)
・2024年:27〜30日 57.62円/12月 181.85円(31.7%)
・2025年:27〜30日 74.08円/12月 182.85円(40.5%)
27〜30日の1日平均は、1〜25日の1日平均の3.26〜4.82倍でした。1年365日(2024年は366日)の日別の値で並べても、4年ともこの4日はすべて1年の上位5日に入っています。
例外として、2024年は12月24日(火)が16.73円で、この年の1年の1位でした。

大みそかは27〜30日のどの日より少ない 4.85〜8.07円

二人以上の世帯の日別の値で、12月30日と31日を並べました。
・2022年:30日 14.61円 → 31日 4.85円(27〜30日で最も少ない日は10.33円)
・2023年:30日 14.91円 → 31日 5.48円(27〜30日で最も少ない日は10.67円)
・2024年:30日 13.81円 → 31日 8.07円(27〜30日で最も少ない日は13.49円)
・2025年:30日 13.93円 → 31日 4.97円(27〜30日で最も少ない日は11.17円)
4年とも、31日は27〜30日の4日のどの日よりも少ない額でした。なお、1月1〜3日は2022〜2025年のどの年も1日0.45〜1.38円で、12月1〜25日の1日平均(3.80〜4.42円)より小さい値でした。

れんこんを買う世帯は6月に1割未満 12月は約4割

月ごとの表(第4-1表)で、二人以上の世帯のうち、その月にれんこんを1回でも買った世帯の割合(統計表の「購入世帯数」を百分率にした値)を見ます。
・2022年:6月 5.3% → 11月 31.0% → 12月 38.7%
・2023年:6月 7.9% → 11月 29.1% → 12月 38.3%
・2024年:6月 6.2% → 11月 30.7% → 12月 38.7%
・2025年:6月 5.4% → 11月 30.8% → 12月 39.6%
4年とも6月が1年で最も低く、12月が最も高い月でした。12月の割合は6月の4.85〜7.33倍で、11月からの1か月でも7.7〜9.2ポイント上がっています。支出金額・購入数量・100世帯あたりの購入回数も、4年とも12月が1年の最多、6月が最少です。
家計調査の品目「れんこん」の例示には「はす」があります。からしれんこんは「天ぷら・フライ」、酢れんこんは調理食品の別の品目に分けられます。

年末に向けて産地は入れ替わらない 東京都中央卸売市場の9〜12月は茨城が94〜96%

9〜12月に東京都中央卸売市場(9市場)へ入ったれんこんのうち、茨城の分は2021〜2025年のどの月も94.0〜96.0%でした。市場統計の明細を産地の欄で月ごとに足し上げた割合で、5年60か月すべてで茨城が1位です。
入荷の量は、5年とも12月が1年で最も多い月でした。
・2021年:11月 918t → 12月 1,157t(1.26倍)
・2022年:11月 1,076t → 12月 1,435t(1.33倍)
・2023年:11月 1,038t → 12月 1,409t(1.36倍)
・2024年:11月 1,062t → 12月 1,331t(1.25倍)
・2025年:11月 1,048t → 12月 1,331t(1.27倍)
割合の分母は東京都中央卸売市場の9市場に入った量で、県名は出荷元の記録です(栽培地や全国の生産の内訳とは一致しないことがあります)。

よくある質問

茨城以外の産地が目立つ月はありますか

6月です。東京の市場への入荷が1年で最も少ない月(113t〜179t)で、茨城の割合が67.3〜77.6%に下がり、徳島が7.1〜16.6%、熊本が5.7〜10.9%を占めました(2021〜2025年)。徳島・熊本は、6月以外の月はどちらも4%未満です。千葉は1年を通して入り、6月は4.8〜8.7%でした。
市場での取引の金額を数量で割ると、6月は1kgあたり1,022〜1,491円で、5年とも1年で最も高い月でした(卸売の平均で、店で売られる値段とは別のものです)。家計調査で買った世帯の割合が最も低いのも、4年とも6月でした。

1日だけ値が跳ねる日は、どう読めばいいですか

2024年12月24日の16.73円がその例です。ほかの3年の24日は3.10〜6.68円で、この1日だけ高い事情は統計表からは読み取れません。日別の値は1日あたり数円と小さく、全国の二人以上の世帯の集計(2022〜2025年の各月7,147〜7,391世帯)でも、1日だけ大きく動くことがあります。この記事では、1年だけの値ではなく、4年続けて同じ形になったか(27〜30日の割合、31日の少なさ)で読んでいます。

まとめ 支出は27〜30日に集中 入荷の山も12月

・二人以上の世帯の日別の支出では、12月27〜30日の4日間が月の31.7〜40.5%(2022〜2025年)
・31日は4年とも4日間のどの日より少ない
・れんこんを買った世帯の割合は6月が底(5.3〜7.9%)、12月が山(38.3〜39.6%)
・東京の市場では入荷が12月に最も多く、9〜12月の茨城の割合は94.0〜96.0%。茨城の割合が67.3〜77.6%に下がり、徳島・熊本などが加わるのは6月

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ