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衣装ケースの捨て方 出せる大きさ 政令市20市で比較

  • 2026.10.11

小さいプラスチック製の衣装ケースなら粗大ごみにしなくてよい市が、政令市20市に14市ありました(熊本市は品目の欄を確かめられず、市の決まりから判断)。出せる大きさを数字で書くのは9市で30cmから1mまで、5市は指定袋に入るか、6市は小さくても粗大ごみの欄だけです。行き先はプラスチックの資源回収が7市で最多でした。

衣替えで中身を入れ替えると、ふたが割れたり引き出しが閉まりにくくなったりしたプラスチックの衣装ケースが残ることがあります。2026年10月11日時点の政令指定都市20市の案内では、小さければ粗大ごみにしないで収集日に出せる市が14市ありました(熊本市は品目の欄を確かめられず、市の決まりから判断)。
小さいケースの行き先は市で分かれ、プラスチックの資源回収の区分が7市、燃やすごみ・可燃ごみなどが6市、さいたま市はもえないごみです。残る6市は、衣装ケースの欄を粗大ごみ・大型ごみとだけ書いています。数えたのは、各市の品目一覧で品名に「衣装ケース」「衣装箱」を含む欄です。名古屋市だけは、袋に入るときの行き先を同じ表のプラスチック製収納ケースの欄から取りました。

出典 weboo.link

何cm未満なら収集日に出せるか 数字で書く9市

この9市は、品目欄に書かれた大きさより小さければ、粗大ごみの申し込みをしないで収集日に出せます。出せる大きさと行き先は次のとおりです。
◇仙台市(30cm):衣装箱(プラスチック製)は粗大で、「おおむね30cm以下でプラスチック素材100%のものはプラ。」
◇大阪市(30cm):衣装ケース(衣装箱)は、最も長い辺か径が30cm以内ならプラスチック資源、超えるものは粗大ごみ
◇横浜市(50cm):衣装ケースは粗大ごみで、「プラスチックのみでできたもので50cm未満のものはプラスチック資源へ。」
◇川崎市(50cm):分別の冊子の衣装ケース(プラスチック製)の行は「プラ資源」または「粗大」で、最長辺が50cm以上のときに粗大ごみ
◇相模原市(50cm):衣装ケースは粗大ごみで、「50㎝未満のものは「金物類」/「プラスチック」」
◇北九州市(50cm):衣装ケースは粗大ごみで、「プラスチックだけでできており、1辺の長さが50センチ未満のもので指定袋に入る大きさのものは、プラスチック」
◇浜松市(60cm):衣装箱(ケース)の金属製以外は、60cm未満がもえるごみ、60cm以上が連絡ごみ
◇さいたま市(90cm):衣装ケース(プラスチック製)はもえないごみ。90cm以上2m未満は、直接持ち込みか戸別収集
◇静岡市(1m):衣装ケース<プラスチック製>は可燃ごみで、「袋に入らないものは「不用」と表示する(1m以上のものは不燃・粗大ごみへ)」
同じ50cmでも、相模原市は金属が主なら金物類、プラスチックならプラスチックと、素材で出し先が分かれます。さいたま市は令和8年10月から、品目表で枠に囲まれた品目のうち全てプラスチック製で最長の辺が30㎝未満のものをプラスチック資源で回収していますが、衣装ケースの行は枠の外で、90cm未満はもえないごみです。冊子の別のページには「プラマークの有無にかかわらず、最長の辺が30cm未満で、素材がすべてプラスチックのものは回収対象となります。」という一般の案内もあるので、30cm未満の小さなケースは市に確かめてください。測るときは、いちばん長い辺(川崎市は「最長辺」、北九州市は「1辺の長さ」)で確かめましょう。

出典 weboo.link

数字ではなく指定袋で決める5市(熊本市は品目の欄を確かめられず、市の決まりから判断)

この5市は、cmの数字を書かずに、市の指定袋に入れて口が結べるかで分けています。
◇札幌市:プラスチック製収納箱(衣装ケース等)は大型ごみで「指定ごみ袋に入る場合は「燃やせるごみ」」
◇神戸市:衣装ケースは大型ごみ、衣装ケース(プラ製)で指定袋に入るものは燃えるごみ
◇福岡市:衣装ケース(木製・プラスチック製)は燃えるごみで「燃えるごみの袋に入れて口が結べない大きさのもの,重さで袋が破けるものは粗大ごみです。」
◇熊本市:分別辞典がチャット形式のため品目の欄は見られず、市のページは大型ごみを「市の指定袋(大袋)に入れて口を結べない大きさのもの」とし、ごみカレンダーに「プラスチック製の商品は燃やすごみの収集日に指定袋に入れて出してください。」
◇名古屋市:衣装ケースは粗大ごみの欄で、容量45リットルの指定袋に入らなければ粗大ごみ。袋に入るときの区分は、プラスチック製収納ケースの欄にあるプラスチック資源
名古屋市は令和8年10月に粗大ごみの対象を「容量45リットルの指定袋に入らないもの」に変えました。市のページには「令和8年9月までは「30センチメートル角を超えるもの」が粗大ごみの対象でした。」とあります。9月までの感覚で粗大ごみを申し込む前に、45リットルの袋に入るか試してみると手間が減ります。

小さくても欄は粗大・大型ごみ 千葉・京都・広島など6市

千葉市・新潟市・京都市・堺市・岡山市・広島市は、衣装ケースの欄に、収集日のごみに出せる大きさの条件がありませんでした。京都市は衣類ケース(衣装箱)の欄に「プラ製でも「大型ごみ」」と書いています。千葉市・堺市・広島市はプラスチック製の衣装ケース(衣装箱)を、岡山市は素材を分けずに衣装ケースを、粗大ごみ・大型ごみの欄に入れています。新潟市は衣装ケース(プラスチック製)が粗大ごみですが、別に立てている収納ケースの欄は燃やすごみで、次の節のように欄によって区分が違います。小さなケースでも、この6市では受付センターに区分を確かめてから出すのが確実です。

「収納ケース」で引くと区分が変わる2市 新潟・北九州

品目検索で「衣装ケース」と「収納ケース(収納箱)」の両方の欄がある市のうち、区分と決まりが違ったのは次の2市です。
◇新潟市:衣装ケース(プラスチック製)は粗大ごみ、収納ケース(プラスチック製・木製)は燃やすごみ(指定袋に入らなければ粗大ごみ)
◇北九州市:衣装ケースと収納箱(衣装ケース)は粗大ごみ、プラスチック製収納箱は家庭ごみ(袋に入らなければ粗大ごみ)。どの欄にも、プラスチックだけで1辺50cm未満・袋に入るものはプラスチックとの注記
名古屋市は、衣装ケースが粗大ごみ、プラスチック製収納ケースがプラスチック資源と区分の表示は違いますが、どちらの欄も45リットルの指定袋に入らなければ粗大ごみという同じ決まりです。引き出し式やフタ式のケースは、呼び名が「衣装ケース」とも「収納ケース」ともつくので、品目検索では両方の名前で引いてみましょう。浜松市は衣装箱の欄に「引き出しが複数ある棚型のものは「チェスト」を参照」と書き、チェストの欄はプラスチック製・木製の60cm未満がもえるごみです。

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キャスターや金具が付いたら 「プラスチックだけ」が条件の4市

プラスチックの資源回収に出せる7市のうち、仙台市・横浜市・大阪市・北九州市は品目欄で「プラスチックだけでできたもの」に限っています。金属の軸が付いたキャスターや取っ手の金具が付いたままのケースは、この条件に当てはまりません。大阪市は30cm以内の衣装ケースについて「プラスチック素材以外が含まれている場合は、「普通ごみ」へお出しください。」と書いています。横浜市は、衣装ケースが金属製なら「金属製で30cm未満のものは小さな金属類へ」としています。
粗大ごみになる大きなケースにも、資源にする取り組みがあります。名古屋市は市内在住の人を対象に、プラスチック製衣装ケースの無料回収を行っています。事前予約制で、市が案内する回収場所へ自分で運び込む方式です。令和8年度の定期回収は毎月第3土曜の9時から12時で、7・8・11月は第4土曜(11月は28日のイベント回収)です。受け付けるのは「全てプラスチックでできた衣装ケース」で、「多段式、キャスター付きでも可」、木材や金属などプラスチック以外が使われたものは対象外です。川崎市は、粗大ごみで出された衣装ケースを処理施設で選び出して再生材にする実証を、令和8年9月10日から10月30日までの予定で実施しています(2026年10月11日時点。期間は延長・短縮の可能性あり)。川崎市の実証は住民が持ち込むものではなく、出し方はふだんの粗大ごみと同じです。

出典 weboo.link

よくある質問

割ったり切ったりして小さくすれば、ごみの日に出せる?

20市の衣装ケースの欄に、割る・切るなどして小さくする指示はありませんでした。解体の指示があったのは紙製のものだけで、札幌市は「紙製は解体して「雑がみ」へ」、広島市は紙製を資源ごみとして「解体して、ひもでしばってまとめて出す。」としています。小さくしてから出したいときは、その前に市の窓口で区分を確かめてください。

いくつかまとめて粗大ごみに出すと、手数料はいくら?

衣装ケースの欄や手数料表に、まとめて出すときの数え方を書いた市があります。仙台市は3個まで400円、浜松市は60cm以上は5個までごとに310円、大阪市は30cmを超えるものは1個200円、相模原市は衣装箱4箱まで400円、令和9年1月以降は430円です。それ以外の市は、申し込みの電話やインターネット受付で1点に数える個数を聞いておくと確実です。政令市の粗大ごみの額の幅は、自転車を例にした記事で比べています。

まとめ いちばん長い辺・素材・指定袋の3点で分かれる

プラスチック製の衣装ケースの出し方は、測る辺の長さ、素材、指定袋に入るかで市ごとに分かれました。
◇いちばん長い辺:数字で書く9市は30cm(仙台・大阪)から1m(静岡)まで。50cmが横浜・川崎・相模原・北九州の4市で最も多い
◇素材:資源回収に出すときプラスチックだけでできたものに限る4市(仙台・横浜・大阪・北九州)。金属の部品が付いたものは条件から外れる
◇指定袋に入るか:札幌・名古屋・神戸・福岡・熊本の5市(熊本市は品目の欄を確かめられず、市の決まりから判断)
千葉市・新潟市・京都市・堺市・岡山市・広島市の6市は、小さくても衣装ケースの欄が粗大ごみ・大型ごみです。名古屋市は10月から45リットルの袋が目安になり、無料回収も続いています。

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