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40歳バツイチの女性税理士と美容系インフルエンサーの年下男性が「お金」と「美容」のお悩み相談配信スタート! 今後の人生を考えさせられる大人のコミック【書評】

  • 2026.10.10
 ©ひうらさとる/祥伝社 FEEL COMICS
©ひうらさとる/祥伝社 FEEL COMICS

【漫画】本編を読む

『美男と金子』(ひうらさとる/祥伝社)は、40歳バツイチの税理士と年下の美容系インフルエンサーという異色のコンビが、「お金」と「美容」、そして人生の悩みに向き合っていく物語。『ホタルノヒカリ』や『西園寺さんは家事をしない』(どちらも講談社)などの著者・ひうらさとる氏が描く、身近だけど友人や知人には相談しづらい問題をテーマにした作品だ。

主人公・金子かさねは40歳の税理士。離婚した後は堅実にひとり慎ましく暮らしている。そんな彼女の前に現れたのが、美容系インフルエンサーとして活躍する「美男(ビナン)」。実は彼の正体は、かつて実家のアパートの火事をきっかけに離れ離れになった年下の幼なじみ・美男(よしお)だった。数字とお金に強い金子とは対照的に美男は子どものころから数字が大の苦手なのだが、美容に関してはプロフェッショナル。そんな正反対のふたりがタッグを組み、「お金」と「美容」の悩みに答える配信を始めることになる。

お金と美容。一見すると結びつきにくいもののように思えるが、どちらも人生から切り離せない問題である。老後のためにいくら貯めればいいのか。自分のためにお金を使うことはぜいたくなことなのか。年齢を重ねて変化する外見とどう付き合っていくべきか……。ふたりのもとに持ち込まれるこんな悩みを通して、お金や美容の話から「これからどう生きていくか」という問いへとつながっていく。

人生100年時代、40歳はまだ折り返し地点にも届いていない。しかし、仕事、結婚、離婚、老後、お金、そして変化していく身体の変化など、この先の人生を考え始めるには早すぎる年齢ではない時代だ。金子と美男のお金と美容にまつわるやり取りを楽しんでいると、いつの間にか自身のこれからを考えていることだろう。

2026年10月8日には第2巻が発売。身近なテーマからこれからの人生を見つめ直すことができる、まさにアラフォー世代が手にとってほしい作品である。

文=馬風亭ゑりん

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